タイ/旅立ちの日
また雲の上から下界を眺めるときがきた。
わたしは飛行機に乗るのが大好きである。
山脈のように幾重にも重なった雲海の上を飛ぶときや、無数のちぎれ雲が海に影を落としてゆっくりと動いていくとき、また余計なことだけど、あの詩人、宮沢賢治にもこの景色を見せてあげたかったと思う。
賢治は雲に関する文言だけでも1冊の本が書けるくらい、森羅万象の中の雲をうたった詩人だった。
残念なことに彼は昭和8年に死んでいるから、生涯を通じてただのいちども、雲の上から雲を眺めたことがなかったはず。
そう考えると、またしてもわたしは自分の幸運を思わないわけにはいかない。
なんでわたしのごときチンピラが・・・・
というわけで、今日(7月1日)からタイです。
ブログがどうなるかわからないけど、いちおう無線LANのあるホテルを予約したので、あちらから更新できるならするつもり。
ただ、バンコク、チェンマイといったところは、日本人にもよく知られたリゾートといっていいところなので、いまさらおもしろいネタがあるかどうか。
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コメント
良き旅を、ひがみながら願っております。
投稿: こって牛 | 2016年7月 1日 (金) 00時46分
うん。
チミもなかなか正直でよろしい。
がっかりするな、やがて花咲く日もきっと来る。
投稿: 李白 | 2016年7月 1日 (金) 03時03分