虐待典範
今朝の新聞に皇室典範の説明があったね。
なんで典範に生前退位がないのかという理由について
①退位を認めると上皇や法王の存在が弊害を生ずる恐れがある
②天皇の自由意志にもとずかない退位の強制があり得る
③天皇が恣意的に退位できるようになる
んだそうだ。
まったくお役人が自分の都合のためにひねくり上げたような文言だな。
①については
退位を認めないと、もうくたびれて辞めたい天皇の存在が、弊害を生ずる恐れがあることもあり得るという逆の発想が出てこないね。
②については
だれが天皇の退位を強制するのさ。
ヤクザの跡目争いじゃあるまいし、すべて衆人注視のなかでやらなければいけないことだ。
本人が辞めたいといってるのに辞めさせないほうが非人間的だ。
③についても、恣意的に退位するとしたら、本人がそうするんだろうけど、できるようになるか、できるようにさせないか、これこそがいま問題になっていることじゃないか。
人間として自然な生き方も認めないというんじゃ、天皇は生まれたときから皇居に幽閉された囚人と同じだ。
外国人の嫁さんをもらいたいから退位しますって、せめて現在の英国王室ぐらいフランクなものにしてあげられないものか。
自由気ままに生きているわたしには、現在の皇室典範は時代遅れの、人権を無視した虐待制度としか思えない。
いろいろ屁理屈を並べるのは、宮内庁の役人にとって、安定して高収入なオマンマの種だからのように思えてナリマセン。
政治家ももめごとは起こさないって方針だし、戦後70年も経って、いったいいつになったら開かれた皇室は実現するのデショウ。
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