タイ/ホテル
この晩のホテルは99ギャラリーホテルといって、日本の旅行会社で予約したものだけど、あらかじめネットでチェックした写真どおり、白と黒を基調にした、まあ、モダーンといっていいホテルだった。
出発まえにネットの口コミを読んでみたけど、メシの種類が少ないとか、水まわりがよくないとか、世間には口やかましい人がいるなって感じ。
わたし的には、4000円ぼっちのホテルに、まったく不満はありませんといいたい。
きれいすぎて壁にヤモリが出ないのが不満だったくらいだ。
最初の写真はホテルのまえの通り。
フロントでチェックインの手続きもかんたんに終了した。
もらった注意書きに、「部屋でドリアンを食べないこと」とあったのがおもしろかった。
部屋は204号室で、ヒュンダイ製のエレベーターで2階まで上がる。
このエレベーターはひじょうに静粛で、ロシアのエレベーターのように恐怖を感じさせるものではなかった。
エレベーターを出ると通路の一方から下のテラスがのぞめ、樹木がすぐ鼻先まで葉を茂らせている。
見おろしてしてみると、テラスのはじには小さなプールもある。
プールというのに値しない小さすぎるプールだけど、欧米人の客にとって、いまやWi-Fiとならんで、プールは必要不可欠のものらしい。
部屋に入ってすぐ気がつくのが、天井の大きな扇風機である。
エアコンもべつにあるけど、なんとなく植民地時代の古風なホテルに泊まったみたいで、こちらも旅をしている作家のモームになったような気分だ。
つい調子にのって、部屋まで荷物を運んでくれたボーイにチップをやってしまった。
20バーツ(60円ぐらい)だけど、多かったのか少なかったのか。
チップを出さない主義のわたしとしてはウカツなことである。
この晩は近所に買い物に出ただけ。
ホテルから200メートルほど離れたところにセブンイレブンがあった。
あとでわかったけど、50メートルほどのところにもう1軒。
チェンマイはやたらにコンビニ、それもセブンイレブンの多いところだ。
品揃えは日本と比べ物にならないけど、こういう店だとふっかけられる心配がないのがいい。
この晩はシンハビールの缶、おつまみ、石鹸、例によってカップラーメンを買ってもどった。
| 固定リンク | 0
« 横暴 | トップページ | タイ/ホテルの2 »
コメント