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2016年7月31日 (日)

タイ/野生

ことのついでにチェンマイの野生について報告しておくけど、ナイトマーケットを見物しているとき、電線の上をするすると渡っていくリスを見た。
チェンマイの市内ばかり見ていたせいか、リスを見たのはこのときだけ。
でも以前タイに行ったときは、バンコク市内でもリスを見たことがあるから、けっしてめずらしい動物ではなさそうだ。
ドブネズミを見たのも1回だけだから、この両者の分布率は同じくらいかも。

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野生動物に数えていいのかよくわからないけど、市内には野良犬がたくさんいる。
ポール・セローの本によると、人間の庇護によらず、たくましく生きているらしいけど、見つけしだい射殺もされないらしいから、こういうのは野生といっていいのかどうか。

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野鳥としてよく見かけるのは、くちばしと目のまわりが黄色くて、九官鳥を思わせる黒い鳥で、ただし大きさはせいぜいムクドリ程度。
つばさを広げると、羽の白い模様がよく目立つけど、動作も九官鳥に比べるとだいぶ品が下がるという鳥。
名前を調べたら、これはインドハッカといって、日本人にとってはめずらしい鳥だった。
でもあまりたくさんいるので、すぐに尊敬の念を失ってしまう。
ほかにスズメやドバトもいる。

市内にいるかぎり、ほかにとくに野鳥も野生動物も多いような気はしない。
もういちどタイに行くことになったら、双眼鏡を持って田舎めぐりや山登りでもしてみよう。
市場で見たタイコウチやゲンゴロウの佃煮からすると、田舎にはまだ日本と比較にならないくらい野生動物が豊富のようだ。

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市内でおもしろいのは樹木で、奇想天外な花や果実をつけるものがある。
食べられるかどうか知らないけど、街路樹でさえ、南国の木というのはどこにでも実をつけるという見本みたいなものもある。
仏さまの背後にたわわに実をつけたのは、その名もキャノンボール、タイ語でルークプンヤーイで、どちらも大きな砲丸という意味だそうだ。
最後は市内で見つけた木の実だけど、こればっかりは天然のものではなく、プラスチック製の、造花ならぬ造果らしい。

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