地球はせまい
先日、7年間使ったブルーレイ・レコーダーがいかれた。
ダビングができなくなっただけで、録画した映像を観るだけなら問題はないんだけど、それができないのはわたしにとって大問題なのだ。
で、修理に出したら、もう部品がありませんから修理できませんだって。
そのかわり新しい機械を◯◯円で提供いたしますのだそうだ。
◯◯円が1万円以内ぐらいなら納得するけど、調べてみたら新品レコーダーを買うのとたいして違わない値段だった。
いまどきの電子機器ってのは7年も経過すると修理不能になっちまうのかいと、いささか釈然としないけど、けっきょくこの機械を修理するのはあきらめた。
じつはレコーダーがまったくないという状況に耐えられないので、いかれた機械を修理に出すと同時に、安いレコーダーを1台買ったんだけどね。
安いといってもいちおう最新の機器だ。
これをちょっと使ってみただけで、7年前の機械とは隔世の感があることがわかった。
いまやネットワーク機能があらゆる機械に備わっているといっても過言じゃない時代だけど、新しいレコーダーにもそれが備わっていた。
つまりスマホでレコーダーを遠隔操作できるのである。
無線LANがあれば、外出先からもレコーダーを操作したり、録画した映像を観ることができるのだ。
こういうことがわかってから、いまあるそこそこの機種に買い換えるくらいなら、これから出るはずの最新機器を買う方がいいというわけで、もう古い機械はどうでもよくなってしまった。
問題があるとすれば、あ、また金がかかるなあということで、知らず知らずのうちに浪費人間になり、アベノミクスの景気浮揚策に組み込まれるわたしがコワイ。
それはともかく、こういう新しい機能があると、つい試してみたくなる。
そのうち外国から録画してみよう。
たとえばスペインのホテルで、日本のテレビ番組を調べて、日本にあるレコーダーで録画する。
録画したものはスマホ(わたしの場合はタブレット)を使えば、スペインで観られるのだ。
うん、世界はもう、わたしの部屋の中ぐらいせまくなっているらしいぞ。
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