タイ/バンコクの市場B
市場の商品のうち、見ておもしろいのはやはり魚である。
肉となると、すでに解体されていて、もとはなんの動物だかわからないからつまらない。
もっともウシやブタが、もとの動物の正体がわかる状態で置かれていたら、これもイヤだけど。
さて、魚。
巨大なナマズはいなかったけど、カレイやイカ、ワタリガニ、高級魚として知られるハタなどがいた。
写真を仔細に検分すると、アユに似てそれより大きな魚もいる。
大きな川に棲む魚は巨大化する傾向があるようだけど、茶色く濁ったタイの川にアユが生息しているだろうか。
海の魚が多いようだけど、そうだと断定するのは危険だ。
先ごろ見たBSの「怪魚ハンターが行く」という番組には、淡水に棲む巨大なエイが出てきたし、アマゾンにだってカレイやフグなど、どうみても海水魚としか思えないデタラメな魚たちが生息しているのだ。
わたしがはっきり海水魚であると断定するのは、沖縄のサンゴ礁で有名なイラブチャー(アオブダイ)ぐらい。
生魚が好物のわたしは、もうちっと清潔に扱えば、タイだって刺身や寿司が発達したかもしれないのにねと思ってしまう。
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