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2016年8月23日 (火)

朝日新聞

先日、朝日新聞が契約の更改のお願いにきた。
いまどきニュースを紙の新聞で読むのはウチくらいのものだ。
しかも朝刊、夕刊を両方とも購読しているのは、ますますウチくらいのものだ。
でも、長年書物とともにあったわたしとしては、紙の媒体のない生活というものは耐えられないのだ。

また3年かいとつぶやきつつ、文句もいわずに契約書にサインする。
このすなおさはいったい何をあらわしているのだろう。
つまり、わたしががちがちの左翼もしくはリベラルで、朝日新聞を絶対的に信頼しているということか。
そんなことはない。
わたしが朝日新聞を遺憾に思っていることは、このブログを読んでいる人ならとっくにご存知だ。
遺憾に思っているなら、なぜ敵に塩を送るようなことをするのかと、朝日ギライの人は思うだろう。
そこがそれ、わたしの思考の複雑なところだ。

いま読んでいちばんおもしろいのは産経新聞だ。
もっとも、おもしろいというのと、信頼できるとか役にたつというのはわけがちがう。
産経はよく知られた右翼新聞で、朝日と対極にあるものの、やっていることは朝日とあまり違わない。
つまり、世の中で起きた事件や社会の動きの中から、自分たちの主張に沿ったものばかりを取り上げて、世論を誘導するってやつだ。

これはもちろん捏造ではない。
捏造ではないけど、公平客観的を旨とするわたしには、どうも気にいらない。
ほんとうは朝日と産経を足して2で割ればいいんだけど、これでは水で薄めた日本酒みたいな新聞になってしまう。
ブログでちくちくといたぶる楽しみも失われてしまう。
いちばんいいのは、異なる新聞をべつべつに読んで、自分なりの意見を導き出すことであり、そうなるとやはり基本的には反体制派で、隠れたリベラリストであるわたしには、朝日新聞しか選択肢がないのだ。

それにしても、3年契約の景品が缶ビール(350ml)の1ダースだけってのは、新聞業界の苦境を物語っているようで、哀れだ。
まあ、せいぜい頑張りなさい、アサヒさん。

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