対立
今日の夕刊をみると、五輪費用が最大3兆円超だとか。
家計を預かる主婦の立場から徹底見直しをはかる百合子サンと、これっぽっちの金額にまったく痛痒を感じない保守体育会系の善朗サンの言い分のガチンコ勝負。
こういう見積もりの試算になると、外部有識者の判断というものは、おおむね調査を命じた施政者のおもわく通りの結果になることが多いし、百合子サンの張り切り方にもちと心配な点があるからなんともいいにくい。
ただ善朗サンは、費用がふくらむのは当たり前、それより国威発揚が重要だと考える、昭和の軍人みたいな人だから、こんなのにまかせておいたらどうなるかわからない。
わたし的には善朗サンがいうような、IOCの総会で決まったものをひっくり返すのが困難とは思わない。
最近のオリンピックは金がかかりすぎるのが問題視されており、このままでは主催できる国がかぎられてしまうという危機感はIOCも持っているはずで、節約するために会場を変更しますといえば、これは通るのではないか。
問題はむしろ時間のほうだ。
ゴタゴタが長引いて、ゴザ、ムシロ、ビニールシートの上で観戦ということになりやしないか。
それもわるくないか。
あまり五輪に関心のないわたしの無責任発言。
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