読書量
わたしの読書量は減っている。
はずである。
なにしろ終活だってんで、部屋に大量にあった本をみんな処分したあとだ。
そういうものは図書館に代用させるつもりだったけど、そんなに毎日図書館に行くわけもない。
だから読書量は減ったと考えるのが当然だ。
しかし冷静に考えると、そうでないかもしれない。
タブレットを所有したおかげで、寝ながら読むネット記事がハンパじゃない。
べつに忙しい人生を送っているわけでもないから、目がさめてもベッドの上で、しばらくヤフー・ニュース、デジタル産経、デジタル朝日、CNN、AFP、ハフィントンポスト、たまにナショナル・ジオグラフィック、さらに「海外の万国反応記」や「カイカイ反応通信」を読む。
さらにそこからおもしろそうな記事をたどって、これも読む。
これらの記事はしょっちゅう更新されているから、読むほうも大変だ。
ほかにも、ちょっとでも気になることを発見すると、すぐにググる(グーグルで調べる)、ヤフる(ヤフーで調べる)、ウィキる(ウィキペディアで調べることだけど、こういう言いまわしはまだないみたいだ)。
とにかくネット上に読むべき文章は氾濫しており、読書家にとってこんなに幸せな時代はないくらい。
かくしてわたしの知識は、日々これ膨大に積み重なっていくのだ。
いつ死んでもかまわんトシだけど、わたしの死は、こりゃ人類にとって大いなる損失だな。
ところでネットニュースによると、メルケルさんが反省しちゃっているそうだ。
理想主義の頓挫ということになるんだろうか。
ひと足先に離脱した英国のほうがマシだったということにでもなれば、すべてもとの木阿弥、やはり欧州は麻雀でガラガラポンの運命か。
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