Monster Bug Wars
歳をとると楽しみがないから、ネット三昧。
それでもこういう趣味があるだけマシ。
通信機器さえあれば、あとは体力も、それほど金もかからないし、それはほとんど無限といっていいくらい底が深いのだ。
たとえばYouTube。
悲惨な事故や戦争の映像から、きれいなお姉さんがお尻くねくねのイヤラシイ映像まで、あなたが見たいもの、見たくないものなど、およそありとあらゆる映像がそこにあるといって過言じゃない。
ここで最近みつけたものに Monster Bug Wars という映像サイトがある。
いや、これはスゴイ。
R-12に指定したくなるほどすげえぞ。
いや、けっしてイヤラシイってわけじゃなく、教育にも使えそうなまじめな自然科学のサイトで、わたしみたいにそっち方面が好きな人にはおもしろい映像ばかりなんだけどね。
たとえばサソリとクモを喧嘩させたらどっちが強いか。
カマキリとスズメバチではどうか。
水中のタガメとトンボの幼虫ヤゴではどうなんだ。
こういうことを精緻なマクロ映像、科学者の解説、本格的なコンピューター・グラフィックスをまじえて映像化したもので、もともとはテレビの教養番組だったらしい。
カマキリとスズメバチの闘いでは、背後にまわったスズメバチがカマキリのカマを食いちぎって、無抵抗の相手を肉団子にしてしまう。
もっとも別の映像の中には、カマでがっちり相手を抱えこんだ蟷螂が、相手の毒針がむなしく空を刺すなか、頭からむしゃむしゃというものもあったから、これは自分の武器を有効に使えたほうが有利らしい。
映像に登場するのはいずれおとらぬ肉食同士だし、負けたほうは相手に食われることになっているのだ。
アフリカのライオンだって残酷であることは違いないけど、Bug Wars のほうは、ふだんわたしたちがその顔を目にすることのない小さな生きものたちばかりで、ご面相は鬼面人を驚かすの類、中にはヒルや蠕虫のような気色わるい輩も出てくるから、こういうのが苦手な人は要注意。
こうやっていろんな虫たちを闘わせて、おおむね図体の大きいほうが勝つ場合が多いけど、最強のBugは軍隊アリ、あの小さなアリで決まりのようだ。
でもいくら教養番組といっても、こんなものを小学生に見せたらショックを受けてしまいそう。
R-12指定にすべきというのはこういうことである。
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