大動脈
ネット掲示板に、ロシアが日本と大陸をサハリン経由でつなぐ鉄道を作ろうと提案して、韓国がくやしがっているという意見が載っていた。
くやしがっているかどうかは別にして、こうした構想があることはとっくに知っていた(このブログにも書いたことがある)。
でも、シベリア鉄道と日本を結ぶなら、なにもないロシアの沿海州に鉄道を敷くより、韓国を経由したほうが国際都市の経由をひとつ増やすわけだから、こっちのほうが見込みがあるんじゃないか。
あいだに北朝鮮がはさまるけど、この計画の実現はまだまだ先の話だろうから、そのころには朝鮮は統一されているか、あるいはまとめて中国の属国にされているだろう。
終点が日本であるのが気にくわないと、韓国のことだから思うかもしれないけど、アジアとヨーロッパを結ぶ大動脈を、自分の国の都合だけでストップさせるような馬鹿なことはできまい。
鉄道を枝分かれさせて中国にも引き込めば、中国にだって損になる話ではないし、これこそ、みみっちいナショナリズムを超越した、壮大なグローバル化構想だ。
とりあえずウラジオストックから北朝鮮の国境まで鉄道をのばしておき、対馬を経由して日本と韓国をむすぶ海底トンネルを掘削し、こちらも北朝鮮の国境まで鉄道を伸ばしておく。
むかし環八のまん中に居座っていた住宅があったけど、ちょうどあんな感じで、北朝鮮が熟して落ちるのをみんなで待つ。
正恩クンがそのころまで生きていれば、どんな顔をするか、けだし楽しみ。
ワタシ、人のこといえないけど。
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