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2016年12月

2016年12月31日 (土)

イルミネーション

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昨夜はまた読売ランドのイルミネーションを見物に行ってきた。
わたしの家から散歩気分で出かけられるところなので、出不精になっているわたしにも気が楽なのだ。

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たまたま最寄りの京王線の駅と、読売ランドを結ぶロープウエイが渋滞していたので、行きも帰りも徒歩で山を上下して、いい足の運動にもなったし。
でも観覧車も大渋滞、もうジェットコースターや絶叫マシーンに乗れるほど若くもないし、ただイルミネーションのあいだをぶらぶらしてきただけ。
そういう点ではつまらない。

さて今日はなにをするか。
夜中に初詣にでも行ってみるか。
バチ当たりのわたしだけど、足の運動は急務だ。
せっせと歩いておかないと、歩けなくなったら旅行をする楽しみもない。
まだまだわたしはしぶといのだ。

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2016年12月30日 (金)

今朝の新聞

今朝の新聞をながめて気がついたのは、まん中あたりの見開き6ページを使って、細かい人名がびっしり。
なにごとかと思ったら、SMAP解散の奉加帳だそうだ。
つまり、SMAPという歌手グループを応援するプロジェクトに賛同したファンの名前だそうだ。

そりゃ事件の少ないこの年末に、なんとか紙面を埋めようと朝日新聞のほうで勝手にやることだから、いちいち他人が文句をいうべきことではないかも知れない。
でもこういう記事って広告料が入るんだろうか。
いちおう彼らのレコードの宣伝にはなってるみたいだけど、ファンのひとりひとりからお金を取るわけにもいくまい。
わたしが朝日新聞の大株主なら、そんなムダなことをしてと、裁判所に提訴したくなるぞ。

天下の大新聞が収入にならない記事で紙面を埋める。
これはひょっとするとひょっとするかも。
つまり2017年は、日本が世界(もっぱら中国・韓国が対象)に誇るリベラル紙の消滅の年になるかもしれない。
英国が離脱し、移民が増えたおかげでEUが崩壊、トランプさんが勝利して米国とロシアの同盟、そんな白人優位主義に対抗して日本と中国が大東亜共栄圏を結成するとか、最近の世相をみると朝日新聞がつぶれたぐらいでは誰もおどろきはしない。

これは仮定だけど、朝日新聞がなくなったら、中国・韓国はなにをこころの支えにして反日を続けるのか。
つぶれかかった朝日を救うために、広く国民から義援金をつのるのだろうか。
クネちゃんが弾劾されて、時期大統領候補たちがふたたび盛り上げた反日の機運に、水を差すことにならないかと心配だ。

いやいや、これは冗談ではない。
世界はふたたび世界大戦の時代に傾いているところだから、リベラル紙がなくなれば歯止めがなくなり、ネトウヨや産経新聞に扇動された愚衆ばかりの日本になる可能性はおおいにありうる(とわたし個人的には思っている)。
ああ、もうガラガラポンか。

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2016年12月29日 (木)

この時期のスーパー

スーパーで刺身を買おうとして、一瞬うろたえた。
わたしがいつも買うマグロのブツ切りが、ふだんなら500〜600円のはずが、年末のこの時期はゆうに倍の値段ではないか。

けしからん。
公正取引委員会に訴えてやる。
なにも脂ののったトロを買おうってわけじゃない。
ひとり暮らしの年寄りが、ささやかに楽しもうという酒のつまみだぞ。
えっ、スーパーも世間の常識を忠実になぞるのではなく、たまには正月のほうが刺身が安いという、常識にあらがう商売をしてみたらどうだ。

正月は品物の供給量が少ないのです。
需要が供給を上まわれば値段が高騰するのはやむを得ません。
おお、よくぞいうた。
消費者を人と思わないスーパーのおごりがこういうときに露呈するのだ。
いいから思い切って安売りをしてみろ。
このスーパーは常識が通じない。
そのうちまた驚くべき安売り特売をするかもしれないってんで、近隣の奥さん連中が四六時中通いつめることは間違いがない。
この地域の勝ち組はアンタのところで決まりよ、アーン。

とまあ、ゴタクをほざいてみたけど、頑迷な世間の常識にさからうすべはなく、仕方がないから、いま買ってきたマグロの代用品のナマコで一杯やってるとこ。
いったいナマコに栄養があるのかという、また年末恒例のナマコの経済学でもぶつか。

年金基金も解散しちゃったし、人生も最後の下り坂で、いろいろ悩みは多いけど、今日からしばらく仕事は休みで、ああ、開放感がいっぱいだ。
風呂でも入ろ。

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2016年12月27日 (火)

公共空間

今朝の新聞に「波聞風問」というコラムがあって、そこに編集委員という人がもっともらしいことを書いていた。
フランスのパリではと、こういう書き出し。
最近のパリはアフリカだってことを、この委員さんはちゃんとわかってんのかしらと、最初から疑惑のまなざしで読む。

パリのなんとかいう駅にはピアノが置いてあって、誰でも弾いていいようになっており、そんな人間中心の光景が定着した社会がうらやましいというのが記事の主旨。
都市計画に詳しい大学教授さんにいわせると、公共空間への考え方の違いではないかとのこと。

よくあるよな。
自分の国はとにかくダメで、それに比べると外国はっていう自虐的意見。
このあと、むかしは日本でもああだったこうだったという屁理屈が続き、日本では公共空間はお上のものという認識があるんじゃないかと、このへんはリベラルを標榜するウチの新聞の論調だ。
公共空間?

日本の公共空間は自動販売機で埋め尽くされており、日本に来た外国人が驚くのが、どんな田舎や山奥にもそれがあることだという。
ピアノと自動販売機ではだいぶ性格が違うような気がするけど、日本人の公共空間への考え方は、けっしてフランス人に劣るものではない。
フランスのピアノは大勢の人が行き交う駅に置いてあるのに比べ、日本の自動販売機は、夜になれば誰もいなくなってしまう場所にも設置してある。
人間の公衆道徳心を比較すれば、日本人はフランス人よりずっと上である。

と、あちこちの外国の現状を見てきたわたしがいうのだから間違いがない。
日本人はシャイだし、公共の場で騒音を出すことを病的におそれるから、ピアノを弾くにもまず遠慮があるけど、フランス人は出たがり屋が多いのであろう。
どう、国際派を自認するアナタ、反論あります?

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2016年12月26日 (月)

ロシア式

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ウラジオストック出身のロシア人サーシャさんと呑んだ。
それはいいんだけど、彼が酒のつまみに持ってきたのがこれだ。
煮干しに似ていて、それよりずっと大きい。
わたしも魚には詳しいつもりだけど、燻製になって、もともとの魚よりスリムになっているので、いったいなんの魚だったのかわからない。
これは◯◯であるとロシア語でいわれても、わかるはずがない。
なんでもカムチャッカ方面で獲れる魚だそうだ。
あのへんは寒いところだから、そこで獲れるということは温帯、熱帯の魚ではないだろう。

なんとなく氷魚とか氷下魚と書いてコマイという魚を連想したけど、コマイというのはタラのことをいうらしく、念のためタブレットで検索して写真を彼に見せると、背びれのかたちがちがうという。
つぎにサケの写真を見せたけど、やはりちがうという。
ニシンの写真を見せたら、オオッといって身をのり出した。
どうやら正体はニシンのようだった。
カズノコの母親ではないかといってみたけど、イクラはロシア語なのにカズノコはそうではないらしく、今度は彼のほうが首をかしげる。

酒の好きなサーシャさんはいつもこういうもので呑んでいるらしい。
これを食べるには、ナイフで強引に刻んで、皮をはぎ、肉の部分をひっぺがす必要がある。
ハワイ土産にもらったビーフジャーキーみたいで、ひじょうに歯ごたえがあり、塩気が効いているからビールのつまみにはいける。
しかしロシア人はいつもこんなもので呑んでいるのかと気のドクになってしまう。
カムチャッカのあたりは美味の宝庫で、カニやニシンやサケのみならず、ウニやホヤなどわたしの好みがたくさん獲れるところだから、彼らは海産物を日本人のように有効活用する方法を知らないとしかいいようがない。

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2016年12月25日 (日)

クリスマス・プレゼント

昨日のクリスマス・イヴに、わたしのところへも特大のプレゼントだ。
青い封筒で、なにかと思ったら、わたしも加入していた年金基金が解散しましただって。
しますではなく、しましたってのがニクイねえ。
知り合いからさっぱり連絡がないのも、熊本のKさんがウツになっちゃったのも、これが原因かもしれない。

でも、でも、考えてみればやっぱりわたしは幸運だったのだ。
若いころ道楽をしたものだから、死ぬまで働くのはやむを得ないと、いまだに現役だ。
仕事を続けているのだから、ちょっとがんばれば消滅した年金基金の分ぐらいは稼げるのだ。
しかも、どうすんのよとうるさくいう連れあいもない。
しかもしかも、もう十分に生きてしまって、やりたいこともほとんどやってしまって、いつお迎えが来てもいいぞの気分。

だからヤケッパチで海外旅行にでも行くかと、まだ余裕がある。
考えるのは、わたしと同世代ですでにリタイアした友人たち。
たとえばわたしと2人だけでよく山登りに行った、もと同僚の糸ッパラ、まじめに生きて、奥さんと子どものために人生を費やした彼はいったいどうなるのだろう。

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2016年12月24日 (土)

空気清浄機

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わたしの部屋がホコリっぽいというので、知り合いがこれを使ってみろといって、空気清浄機なるものをかつぎこんできた。
マイナスイオンがどうのこうのといって、殺菌効果もあるのだそうだ。
アホらしい。

この機械を見て、むかしのエピソードを思い出した。
わたしの知り合いに新しい機械が出るとすぐ飛びつくおばさんがいて、ある日得意そうに、こんど布団の湿気を吸い取ってくれる装置を買ったわという。
これを布団といっしょに押入れに入れておくと、どんどん布団の湿気を吸い取ってくれるのだそうだ。
じっさいに見せてもらったら、装置に付随したプラスチックの容器に、もうじゃぼんじゃぼんいうくらい水が溜まっていた。
ほんとに布団の水分を吸い取ったのなら効果は抜群だ。

でも、ちょっと待て。
そう思ったのは、布団の湿気だけにしては、溜まった水が多すぎるような気がしたからだ。
電気器具ではないからなにか吸湿剤を使っているらしいけど、こういうのって、空気中の水分も吸い取ってんじゃないのか。
だとしたら押入れを密封でもしないかぎり、湿気は外からいくらでも入ってくるだろう。
梅雨のころなら容器に水なんてすぐいっぱいになるのとちゃう?
アホらしい。
でも得意満面なおばさんに、そんないちゃもんはつけられなかった。

空気清浄機なんていらん!
こちらはコードを引っ張っているからあきらかな電化製品で、しかもそれを24時間フル稼動しろという。
電気はタダじゃない。
なにより持ち込んできた当人は虚弱体質で、そんなものを必要としていないわたしが、病気ひとつしない頑丈体質ってのはどういうことなのさ。
平和に安逸に生活しているわたしの日常を壊すな。

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2016年12月22日 (木)

百合子サン

百合子サンが迷走している。
これはわたしだけがそう思っているのかもしれないけど、どうも最近の彼女は、振り上げた手の持って行き場に困惑しているように見えてしまう。
かっての民主党が、埋蔵金があるはずだといって威勢よくその発掘に乗り出したものの、けっきょくそんなものはなかったように、百合子サンも大幅に予算を削減できるはずだと勢い込んで都知事になったものの、がんじがらめのしがらみの中では、けっきょく誰がやっても結果はそれほど変わらないことを自覚しただけじゃなかったのか。

ヨシロウさんみたいなのにまかせておくのもナンだけど、日本の政治というのはこういうものだ。
役人はみんなことなかれ主義で、上がオリンピックを開催するといえば、もうウソをついてでもその方向に猪突猛進だ。
いまになっていちばん控えめな見積もりを出してましたなんていってる役人もいるらしい。
どうせ始まってしまえば、経費がかさむのは当たり前と、国民も納得すると思っていたのだろう。

だから経費の削減ができるはずだというのも素人の考え。
とちゅうから加わった者が、すでにゴーの出た計画を変更するのはたいていではない。
築地の市場にしたって、すでにそのつもりになってしまった関係者には、待たせているあいだにも違約金という名の税金を払わなければならないのだ。
記者会見で目をパチクリさせている百合子サンをみると、頼りないことこの上ない。
新党立ち上げだなんて調子に乗っている場合じゃないでしょ。

当初は、あまりの人気ぶりに協力を模索していたように見えた自民党が、旗色を鮮明にして敵対関係にまわったのも、これはそのうちポロを出すなと見切ったのだろうし、最初のうち支持していた週刊文春、新潮も、ぼちぼちイジメてやろうかという方針に変わりつつあるようにみえる。
百合子サン、お気をつけなすって。

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2016年12月21日 (水)

モーニン

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ジャズ・ベーシストのチャーリー・ミンガスに「モーニン」という曲がある。
わたしはミンガスが好きなので、この曲と、なぜ彼が好きかということを音楽の専門家以外の言葉で語ってみよう。

わたしがジャズの世界にのめりこんだのはロックの影響だった。
ストーンズやクリームのライブ演奏を聴いて、即興演奏のおもしろさに目覚め、なおかつクリームの激しいインタープレイに衝撃を受けたのがきっかけだ。
インタープレイというのは、演奏者が他の演奏者とケンカをするような演奏と、まず簡単に説明しておく。

わたしはこういう演奏がほかにもないかと、いろいろレコードを漁ったけど、ロック畑にはクリームを超えるようなインタープレイはとうとう見つからなかった。
それならジャズはどうだ。
ジャズなら即興演奏の宝庫じゃないか。

そう思ってこの分野の音楽を聴き始めたんだけど、最初は失望した。
わたしがジャズを聴き始めたのはビ・バップはなやかなりしころで、聴いてみればわかるけど、これは演奏者が順番に、交代で即興演奏のソロをとるもので、とてもケンカとはいえないお行儀のよいものが多かった。
もっといろんな楽器が複雑にからみあいながら進行する曲はないものか。

若いころ先輩から、ミンガスの「直立猿人」を聴かされたことがある。
当時はジャズのジの字も知らなかったので、なにがなんだかわからなかったけど、ジャズに関心を持ったころ、あらためてこの曲を聴いてみた。
ケンカとはいえないけど、そこではじめて順番にソロをとるばかりがジャズではないことを知った。

ミンガスという人は孤高の人で、世間がビ・バップ一辺倒だった時代に、複数の楽器による、ハーモニーを主眼とした演奏を開拓した人である。
つまり主役がトランペットを吹いているとき、サックスやトロンボーンが横からちょっかいを入れるようなものだ。
これがおもしろくてわたしはミンガスの熱烈なファンになってしまった。
もちろんこういう演奏は、オレがオレがという名人気質の演奏者の多いジャズでは、ヘタすると本物のケンカになってしまうから、リーダーにはテクニック以外に腕力も必要だ。
ミンガスのテクニックを聞くには「モーニン」がよく、腕力を知りたければ、メンバーをぶっ飛ばしたというエピソードを聞けばよい。

オリジナルの「モーニン」も乗りやすい曲だけど、最近 YouTube でこれとは違ったライブ・バージョンを聴いた。
もう、メンバーがやけになって同僚を吹き倒そうとしてんじゃないかと思うようなケンカごしの演奏である。
それでもところどころに「モーニン」のテーマのようなものがはさまるから、これがちゃんとリーダーの統率のもとに演奏されていることがわかる。

ところで、あとになって気がついたけど、YouTube 上のこのライブ演奏はひじょうに人気があるらしく、今日現在でアクセス数が1300万以上になっていた。
やっぱりトラは死んで皮を残したってことかも。

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2016年12月20日 (火)

剣南春

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知り合いが上海に行ってきた。
行くまえになにか買ってきてほしいものがあるかと聞かれたから、そうさなと考え、むかし中国に入り浸っていたころ知った「剣南春」という酒を頼んだ。

中国では紹興酒が有名だけど、それは醸造酒で、本来は茅台酒などに代表される蒸留酒王国である。
値段をみればわかる。
紹興酒は庶民的な値段で呑めるけど、茅台酒の高級なやつになると、日本人でさえビビるような値段だ。
しかもわたしが中国によく行っていたのは、まだ改革開放政策がようやく軌道に乗ったころで、酒造メーカーが女や下戸に気を使わない時代だったから、その本来の味と香りは濃厚に輝いていた。
いまでもそうかもしれないけど、酒の原点というべき魅力を楽しみたければ、手近なところでは中国に行けばよい。

ところで上海に行った知り合いだけど、2泊3日で蘇州まで行ってくるというから、安いだけが取り柄の忙しいツアーに違いない。
たぶん街の酒屋で「剣南春」を求める時間はないだろう。
すると彼女は帰りの空港で買おうとするにちがいない。
そう思って調べてみた。

あるサイトの情報によると、空港の免税店では度数が40度以上の酒は置いてないそうである。
「剣南春」は50度以上あるのだ。
だから彼女から、やっと買ってきたよといわれてもあまり期待していなかった。

家に持ってかえって箱を開封してみた。
やけに軽いのが気になったけど、パッケージは頑丈だし、箱からボトルを取り出した瞬間、「剣南春」特有のあまい香りが部屋中に立ち込めたから、これは本物だと確信した。
でも同時に、なんだ、これはと失望したのも事実。
わたしの知っている「剣南春」のボトルは500mlだったけど、みやげにもらったのは、なんと100ml 。
ボトルの容量はテーブル用の醤油の小瓶より少ないくせに、これで5千円ちかくするのだ。

ちくしょう、こういう手があったかと怒り狂ったけど、でもと思い直した。
これはメーカーだけの責任ではあるまい。
おそらく値段の半分くらいに、空港の免税店に置かせてもらうための、役人や役所への賄賂が含まれているんじゃないか。
中国というのはそういう国であると自分を納得させ、これがどうしても飲みたいなら、やっぱり自分で現地におもむき、街の酒屋で購入しなくちゃいけないなと思う。

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2016年12月19日 (月)

衰退

ちょっとまえにこのブログで、近所の小さな個人商店が集まったスーパーから、八百屋と乾物屋がつぶれてなくなったということを書いた。
それに続いて、近所の住宅街にあった八百屋もなくなった。
その店は、近所の八百屋としては、わたしがここに越してきてから2軒目の八百屋である。
以前の店にはちょっといなせな旦那がいたけど、不景気だなあなんてこぼしながら、蕎麦屋で一杯やっているのをよく見かけたものだ。
その八百屋がつぶれ、不便になったなと思っていたら、その近くにまた新しい八百屋ができた。
わたしの部屋から徒歩で4、5分のところなので、コンビニ帰りに果物や野菜を買ったりしたこともある。
それが今回つぶれた店だ。

まことに個人商店にはきびしい時代になったものだ。
わたしにかぎれば、不便になったかというとそうでもない。
最近はコンビニでも果物も野菜も売っている。
そしてコンビニだけは近所に、雨後のタケノコのようにたくさんあるのだ。
しかもほんのちょっと遠出をする気があれば、もっと大規模なスーパーもデパートもある。
だから個人商店がなくなったからといって、 いちいち政府の政策がわるいと文句をいったりはしない。

でも考えるのは、つぶれた店の主人はいまどうやって生計を立てているのかってこと。
どの店の主人もわたしと同じくらいか、もっと若そうだった。
彼らがいまさらコンビニで働くわけにもいくまいし、熟年にちかい人間においそれと仕事が見つかるとは思えない。
個人商店主が年金をたくさんもらえるって話も聞かないし、ひょっとすると生活保護のお世話になるのかもしれない。

こんな悲惨な現象は日本だけのものではなく、世界的な傾向なのだ。
いったいこの社会はこれからどうなるのだろう。
わたしは無能の人だけど、こんな世相を見るたび、いまでもかろうじて自分の食い扶持ぐらいは稼げている自分の幸運を、つくづく感じないわけにはいかない。
世間に顔向けできないので、ええ、自分だけはゼッタイに生活保護を申請しないで生きていく所存であります。

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2016年12月18日 (日)

ネコ好きおばさん

ネコ大好きおばさんと呑んできた。
このおばさんはいちばん多いときには5匹もネコを飼っていて、現在は1匹だけだけど、血統書つきの、耳の寝た、なんとかいう舶来のネコを飼っている人である。
わたしはネコが欲しくて仕方ないところだから、あなたが死んだら、あなたのうちのネコ引き取りますからねといってみた。
うちのネコは贅沢だけどいいの?という。
なんでもネコ缶を与えると、牛肉だけほじくって食べるのだそうだ。
しかも食事のあと、かならずデザートとして牛乳を要求し、それを飲み干してようやく満足するネコらしい。
最近はトイレにオカラを敷き詰めているそうで、とにかく維持費のかかるネコだというから、やっぱり引き取るのは断念した。

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2016年12月17日 (土)

寝ぼける

ドアのチャイムが鳴ったような気がした。
おおかた朝刊が届いたのだろう。
そう思って、寝ぼけまなこでドアまで新聞を取りにいく。
ついでにドアを開けて外をながめてみた。
ちょうど配達員がバイクで帰るところだった。
空はまだまっ暗だ。

なんだか新聞がずいぶん薄くなったような気がする。
おおかた安倍プーチン会談の特集でもあって、ほかの記事が手薄になったものだろう。
新聞も斜陽産業だからなと納得する。

べつに不審にも思わず、新聞をつかんでベッドにもどると、またドアのチャイムが鳴った。
出てみると新聞の配達員だ。
わたしがドアを開けたのを見てもどってきたらしい。
今月分の集金をいいですかという。
おい、何時だと思ってるんだよ。
こんな夜中に来るやつがあるかと不満顔をしてみせたものの、せっかくだし、払わなければならないものは払ってしまうほうがいい。

彼が帰ったあと、寝っころがって新聞を読む。
やけに映画の記事が多いなと、まだこのときまで異常に気がついてない。
そのうち眠くなってまた寝てしまった。

うとうとして、1時間か2時間後に目をさました。
ふつうならもう明るくなっているはずなのに、まだ外はまっ暗だ。
さすがにおかしいと気づき、時計を見ると7時である。
朝の7時なら明るくなっていないはずがない。
つまり寝ぼけて昼夜が逆転していたわけだ。
新聞の集金人は暗くなった直後の夕方にやってきて、わたしが読んだのは夕刊だったというわけだ。

こんなことは初めてである。
ボケが始まったんじゃないか。
「シャイニング」という映画の中に、小説家の書く文章を彼の奥さんがのぞいてみたら、意味のない単語の繰り返しで、奥さん愕然というシーンがあった。
わたしのこの文章もそうなっていないだろうか。
近所で殺人があったら、あの新聞の集金人は警察に、わたしのことをヤク中毒みたいですよと証言するな、きっと。

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2016年12月16日 (金)

ダイコンを煮る

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昨夜は寒さに耐えきれず、今年はじめてストーブ用の灯油を買いに行った。
今年の灯油は20リッターで1480円だ。
ふだんは独身貴族であることをいいことに、あまり値段は気にしないで買っているんだけど、最近生活に余裕がなくなっているから、数年まえと比較してみた。
過去には千円ぐらいで買える年もあった。
やはり生活はますます苦しくなっているようだ。

余裕がなくなってきたのは、未来をしょって立つ若いもんと張り合っても仕方がないというので、仕事を熱心にやらないせいである。
つい先日もむかしの仲間と呑んできたけど、同年齢の者が、櫛の歯が欠けたようにリタイアしていく。
なんでわたしばっかりがいつまでもという気持ちもある。
どうもわたしのこころのうちには反社会的なものが潜んでいるようだ。

それはともかくとして、余裕のないときはダイコンを煮るにかぎる。
なんでダイコンと余裕と関係があるのか。
それは、つまりこういうことである。

ふつうサイズのダイコンを1本煮ると、もちろんダイコン以外に、ダシを取るためにニワトリのスティックやニンニク、シイタケ、ワイン、ほかにも白菜や春菊などの野菜をどさどさ入れる。
わたしは材料をケチらないから、かえって高いものについている可能性もあるけど、とにかくそうやってダイコン1本を煮ると、酒のつまみにしたり、ご飯のおかずにしたり、最後はスープでおじやを作ったりして、これだけで最低でも4回の食事をまかなえる。
冬の夜に独身男が熱々のおじやを作って、フーフー吹きながらひとりで食べる美味しさ。
どうじゃ、余裕のないときはダイコンという意味がわかったか。

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2016年12月15日 (木)

今朝の新聞

若い娘が来ると相好を崩しちゃうヒヒ親父のわたしだけど、いえいえ、世間のため、日本のため、若い女の子たちのために日夜考えているのだ。

今朝の新聞にも突っ込みどころが満載だ。
カジノがどうしたって?
オスプレイがどうしたって?
こないだまで蜜月だなんていわれていた安倍プーチンの関係だって、トランプ旋風であっという間に虫の息。
読者の投稿欄にもあいかわらず寝ぼけた意見が載ってるし、この激変する世界で、もういちいち新聞ごときに突っ込んじゃいられんよ。

そこでさりげない記事について。
アメリカはシリアよりIS優先に舵を切るかもだって。
メンドくさいから人が集まっているところには、みんな爆弾を放り込んでおけっていう大雑把なロシアに、似たようなタイプのトランプさんが加わったら。
政府軍と反政府軍といわれてもなにがなんだかわからないシリアで、卍どもえどころか、タコ足どもえの混乱をきたすことは必至。
無関係なわたしが、この問題にもっともらしい差し出口をはさむのは封印して、またISについて考えておこう。
いえ、目新しい事実はなにもありませんけど。

良識をもった若者が砂漠の戦争に身を投ずる。
そして残虐行為を繰り返し、反撃されて自分たちも虫けらのように殺されていく。
これがただの無法の徒ならば、不利になったらまっさきに雲散霧消しそうなものだけど、日本の特攻隊のように最後まで抵抗するメンバーもいるらしい。
これはいったいなぜなのか。
どうして自らを、文字通り粉砕してまで、血まみれの戦場に駆けつけるのか。
ってことは、平和な国に住んでいるフツーの日本人の意見なんだろうな。

中国で土地の接収に怒った農民が、クワでうしろから警察官を殴り殺す映像を見たことがある。
オレんちはここで2000年も農家をやってきたんだと、いくら抗議しても政府の方針だのひとことで片付けられ、警察官を殺したってその上の階層にはゼッタイに手が届かない。
絶望。

アメリカだってそうだ。
自分たちは地べたをはいずりまわってその日の糧を得ているのに、ほんのひとにぎりの人間が、貧乏なのは本人の能力がないせいだなんてほざいている。
そんな国に住んでいれば、そして理性ある若者であればなおさらのこと、こんな腐った社会はどうにでもなっちまえと思うのは、ま、当然と思わないけど。
絶望。

捕虜なんかみんな殺しちまえ。
世界が混乱すればするほど楽シイ。
もちろん状況がヤバくなれば、自分たちも木っ端みじんさ。
生きていたって、この世は地獄。
後悔はしねえよ・・・・

やっぱりエラそうなことはいわないでおこう。
わたしが絶望と無縁なのんきな性格なのも、こんな平和な国でぬくぬくと育ってきた結果だろうし、ここはもう自分が日本に生まれたことを感謝するっきゃない。
昨日わが家にやってきた金(Gold)の営業娘も、このせちがらい社会で精いっぱい頑張っているんだろうなあ。
イヤらしいこといってゴメンね。

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2016年12月14日 (水)

若い娘

昨日はわが家にめずらしく若い美人がやってきた。
彼女は金(Gold)の先物商品のセールスウーマンだそうで、最初に電話をかけてきて、そんなものに興味はないというわたしに対し、なにがなんでも話を聞いてほしいという。
会いさえすれば、わたしに金の20キロぐらい、たちどころに買わせてみせるという勢いである。
これは容貌にそうとう自信があるなと思い、来たけりゃかってに来なさいと、いちおうアポイントを了解しておいた。
しかも彼女の電話のあと、本社の人間からも電話があって、うちの社員がそちらに伺いますから可愛がってやってくださいなんていう。

むふふ。
わたしはなにしおうヒヒ親父であるから、飛んで火に入る夏の虫ではないか。
でも可愛がるってのはどうすればいいのか。
パンツを新しいものにはきかえたり、バイアグラの心配もしなくちゃいけないのかと悩んでいるうち彼女が到着した。
ロングヘアで、関西出身だというリクルートスーツの若い娘である。
強引におしかけてくるくらいだから、ルックスもわるくない。
名刺だけもらって帰ってもらおうと思ったら、ちょっとといってドアの内側まで入ってきた。

あらかじめ金なんぞに興味がないと宣告しておいたせいで、最初のうちは世間話で軽いボディブロー。
あ、パソコンやってんですか、すごいですねという。
え、海外旅行も行くんですか、英語わかるんですか。
わたしはフィジーに留学してましたとかなんとか。
そんなら通訳とか観光業に就職したほうがよかったんじゃないかというと、あまり英語得意じゃないもんでという。
フィジーでビキニ着て浜辺で寝転んでばかりいたんだろ。
まあ、そんなところですとなかなか正直。

お酒好きですか、わたしはビール党です。
わたし関西ですけど、ご出身どちらですかー。
キミはわたしの身上調査に来たのか、あるいは自己紹介に来たのか。
いえ、じつは、たまには利殖や投資について考えていただきたいと、最後のほうになって新聞のコピーや手製のグラフ、米国のレンポウ準備制度理事会の方針なんか持ち出して、わたしを勧誘しようとする。
布団しいておいたから、場合によっては金の1キロや2キロぐらい応じないでもないぜというと、あらあ、あははといって相手にしてくれない。
わたしはこういう冗談の通じるオンナの子が好きである。
もちろん1グラムの金も買わなかったけど、また来てくれないかなと思う。
それはまあ、無理だろうな。
ゼッタイに。

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2016年12月12日 (月)

古い友人

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むかしの山登り仲間の忘年会に行ってきたことは書いたばかりだけど、そこに集まったメンバーのなかに、またしても現役を引退した人間がいた。
若いのは顔も知らない新しい会員ばかりで、それ以外はわたしより年寄りか、せいぜい同年齢だから、どんどん引退もやむを得ないけど、やはり寂しい。
とくに今回仕事をリタイアした糸ッパラという男には思い入れがある。

わたしはむかしまから唯我独尊のわがまま人間だったから、ほんとうにこころを許して付き合える人間はあまりいなかった。
それでも他人に頭を下げるのがキライだから、ふん、そんなら勝手にしろ、ひとりで行くわいと、単独で山登りに行くことも多かった。
単独登山は楽しいものだけど、それだけ、つまり手におえない偏屈だったわけだ。

いちおう名前を連ねていた山登りの愛好会に、あとから入って来たのが糸ッパラだった。
彼は無類の山好きで、ということは、いっしょに山に行く相手がいないと、わたしにまで話を持ちかけてきたことでわかる。
わたしと彼は2人だけで、よく奥多摩、奥秩父の山に出かけたものだった。

ひとり登山は楽しいし、大勢の登山もけっして悪くはない。
それじゃ2人で登るのはどうかっていうと、これもおもしろかった。
彼が細かいことを気にしない男だったからだろう。
初めて登った金峰山で、足もとの岩のあいだに咲き乱れるコイワカガミに感動したのも、彼との山行きである。
もっとも彼は花なんかに興味はなかったけど。
添付した上の写真がソレ。
よく見えないだろうけど、糸ッパラは下の写真の五丈岩の足もとに立っている。

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いくつかの思い出を共有した彼もいよいよリタイアだ。
彼はわたしより若いんだけど、それでも安月給で2人の子供を育て上げ(わたしたちが属していた会社の給料は安かった)、本人は最近になって前立腺ガンをわずらったことを告白していたから、もう十分だ。
リタイアして残りの人生を楽しんでもらいたい。
若いころいいかげんだった男は、歳とってから苦労するという見本を示すために、わたしはまだまだリタイアしないつもり。

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2016年12月11日 (日)

メドベージェワちゃん

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昨日はむかしの仲間から忘年会に誘われて、いい機嫌で帰ってきてブログはお休みしちゃったけど、今朝の新聞を読んだら、エフゲニア・メドベージェワちゃんがフィギュアスケートの大会で好成績をあげたって。

じつはわたしはこの子のファンである。
いや、最近のフィギュアにしても体操競技にしても、むかしほどおとなの鑑賞にたえる選手はあまりいないから、容姿がどうのこうのというわけではなく、じつは以前の大会でこの子が日本のアニメの大ファンであることを知ったせい。
アニメにもそれほど関心はないんだけど、あたし、セーラームーンが大好きなんですといって、アニメの主題歌を日本語で歌ったり、そのまんまのコスプレをして滑ったりされると、やはり日本人としては好きにならざるを得ないよ。

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2016年12月 9日 (金)

今朝の新聞

今朝のウチの新聞に、先日の安倍クンと蓮舫サンの党首討論に関する記事が載っていた。
おたがいの発言内容の誤りを正す(ファクトチェック)というもので、どっちかというと野党の肩を持っているみたいだけど、朝日新聞にしては、まあ、公平な書き方といっていいんじゃないか。

ただわたしは思うんだけど、いまの世界のどこにも、政府の政策ひとつで景気が好転する国はない。
アメリカがトランプさんのひと声で、好景気をとりもどし、まだ強い国にもどれるなんて保証はまったくないのである。
世界は複雑にからみあっていて、思いもよらないどこかの国がクシャミすると、たちまち日本も風邪をひくって時代なのだ。
景気をよくする特効薬があるなら誰も苦労はしない。
だから政治家の役割は、景気をよくすることではなく、そのために努力することだ。
汚職や賄賂が当然という国が多いなかで、日本はまだマシなほうではないか。

蓮舫サンはカジノ法案に反対の立場だそうで、もちろん賭け事に興味のないわたしも、そんなものはどうでもいいってスタンスだけど、かりにカジノが拒絶された場合、なにかが変わるだろうか。
じっさいには経済効果はあまりないって話もあるけど、そりゃ試算でいう2兆円はウソだとしても、ぜんぜんやらないよりはマシなんじゃないか。
とにもかくにも日本の政治家は、景気をよくするためになりふりかまわず努力しているんだなあって思ってしまう。
日本の現状は、ほんと、リベラルになりにくい時代である。

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2016年12月 8日 (木)

妖精たちの森

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マーロン・ブランドが主演しているということで興味を持った「妖精たちの森」という映画を観てみた。
ブランドが主役というだけでおわかりのように、かなり古い映画(1971)である。
若いころのブランドは男も魅了する役が多かったけど、後半の彼は変態専門の役者になったようなところがあるから、さて、どんな映画かしら。
以降の文章はネタバレになるけど、ネタがバレてもおもしろいという映画は存在するから無視。

この映画には「回転」という後日談があって、そっちのほうが先にあり、「妖精たち」のほうは、後日談のちょっとあいまいな部分を説明する映画になっている。
つまり英国の郊外にある屋敷に、なぜ幽霊が出るのか、どんな因縁があるのかということの種明かしになっているのである。
これは一種のホラー映画なのだ。

この屋敷には幼い姉弟が暮らしている。
彼らの両親は事故で亡くなり、後見人だった叔父も、扱いにくい子供たちをもてあましてロンドンへ帰ってしまった。
屋敷に残ったのは子供たち以外に、家をまかされている年配の家政婦、粗野な使用人であるクイント、若い女性の家庭教師だけ。

ブランドの役はこの使用人クイントで、幼い姉弟に乗馬だとか、凧揚げ、弓の撃ち方、カエルの捕まえ方、夜更かし、大人のからかい方などいろんなことを教えている。
女性教師は言葉使いや礼儀など、たてまえの部分を教えるのに対し、クイントのほうは人生の本音の部分を教えるといっていい。
もちろん子供たちはクイントのほうが好きである。

クイントは女性教師を暴力的に犯しており、体面を重んずる教師は秘密にしているものの、ふたりは愛人関係にある。
幼い姉弟はこのことを知っていて、お気に入りのクイントと教師の仲をとりもとうといろいろ画策する。
しかし、やがてクイントと教師の関係は、家の実権をにぎる家政婦に知られることとなり、ふたりは屋敷を解雇されてしまう。
このあと子供たちは異様な行動に走るのである。

死者はあの世で愛しあっているんだよと教え込まれた姉弟は(クイントは一般的な意味でいったにすぎないのだけど)、別れ別れになるクイントと教師をあの世でいっしょにしてやろうと、これはもうお節介というかなんというか・・・・

わたしはこの作品と、後日談にあたる「回転」の両方を観たけど、「妖精たち」のほうがおもしろかった。
登場するふたりの子供が、どういうわけか前日談にあたる「妖精たち」のほうが年長に見え、なおかつ姉を演じるヴァーナ・ハーベイという子役がやけにませていて(経歴をみると彼女はこのとき9歳)、いじわるな妖精のようで、ひじょうに魅力的だったから。

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映画の終わりでは、新任の家庭教師のまえで、姉弟が意味深な笑みを浮かべる。
後日談の「回転」はここから始まるんだけど、そちらは子供たちが幼すぎてあまりおもしろくない。
話がややこしいけど、後日談にあたる「回転」は、前日談にあたる「妖精たち」より10年もまえのモノクロ映画で、当時は子供が魅力的すぎておとなをたぶらかすのはイケナイなんて、やぼな映倫の規則があったのかもしれない。

ゾンビが100匹も登場するわけじゃないけど、わたしにとって「妖精たちの森」は、ちょっと異常な姉弟に見とれているうち、最後に衝撃的な結末を迎えるという、なかなか見ごたえのあるホラーだった。

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2016年12月 7日 (水)

今朝の新聞

トランプさんのあのべっぴんの娘が、日本のアパレルメーカーと事業提携だって、それが権力の私物化だって物議をかもしているそうだ。
いいから好きなことじゃんじゃんやりなはれ。
アメリカという国は、ほかの国ではできないことの実験場みたいなところがある。
国のトップが好きなことをやるとどうなるのか。
ええ、ワタシ、結果を楽しみにしてます。

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2016年12月 6日 (火)

ムクドリ

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ベッドに転がってタブレットを使っていたら、台所でバタンバタンと音がする。
ひとり住まいで音なんかするはずがないから、おおかた建物の外で誰かが掃除でもしてるんだろうと思っていたけど、そのうち視野の中をなにかがかすめた。
なんだなんだと台所をのぞいてみたら、一羽のムクドリが、あせって部屋の壁に体当たりをくり返していた。

アホなやつ。
人間さまの部屋に飛び込んだものの、出口が見つからなくて狼狽しているらしい。
焼き鳥にするほど美味そうな鳥にも見えなかったから、窓を開けて無罪放免ということにしたけど、さて、やっこさん。
いったいどこから入ってきたのか。
窓も玄関も閉まっていた。
うーんと考え、もういちど戸締りを確認してみたけど、どうしたってやっこさんが入ってこられるようなすき間はない。

むかし府中のボロアパートに住まわっていたころ、窓の外の戸袋の内側でこいつが巣作り始めて困ったことがある。
わたしも愛鳥家だからほうっておいたら、そのうちダニが湧いちゃって。
怒り狂って巣を撤去したら、あら不思議、ダニもたちまち姿を消した。
そういう相手だから、たとえば換気扇のせまいすき間から、巣を作りたいの一念で忍者のように忍び込んだのかもしれない。
そんなことはありそうにないけど、それ以外に考えられないのである。

頭がボケたわけではない証拠に写真を撮っておいた。

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2016年12月 5日 (月)

君の名は

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観てきました、「君の名は」。
わたしの世代なら、どっちかというとハルキとマチコのほうに馴染みがあるけれど、もちろんいまの若いもんには、戦後の昭和にそんなラジオ番組があったなんてことは通じない。
観てきたのは、つまり、いま巷で話題になっているアニメのこと。

感想を書くまえに前置きを。
わたしはむかしマンガ家を志していたと公言しているくせに、アニメやゲームにぜんぜん関心がない。
それは事実なんだけど、ちと弁解しておくと、最近日本で氾濫していて、アニメ文化の主流になっている宮崎駿ふうのアニメに興味がないというだけで、アニメが全部キライというわけではない。
わたしが過去に見ていちばん感動したアニメは、このブログでも書いたことがある「ビートルズのイエローサブマリン」(理由はもう書かない)。

ほかにも、土曜日の夕刊でも取り上げられていた、ロシアのアニメーション作家ノルシュテインの、「霧の中のハリネズミ」などにも感心した。
これを上映するというので、わざわざラピュタ阿佐ヶ谷まで観に行ったくらいだ。
もはや若者とはいえないわたしは、いまだに手作りの芸術的アニメに愛着があるということなんだろう。

おまえは「アナと雪の女王」にも感心していたではないかと言われてしまいそう。
あれはコンピューターによる技術の進歩に興味があったのだと、ヤボな言い訳はしない。
わたしがアニメを評価するもうひとつの基準は、登場するヒロインにそこはかとない色気を感じるかどうかってことである。
だんだん話がオタク方向に進むけど、ディズニーやピクサーのアニメに出てくる女の子たちは、そのへんのへたな生身の女の子よりイロっぽい。

それでは「君の名は」はどうか。
映画がはじまったとたんにガッカリ。
ほとんどのキャラが、(文字通り)鼻の下が長くて、横顔がへたくそという宮崎アニメからの伝統どおりで、アニメらしい誇張されたキャラクターデザインや動きはぜんぜんない。
そんなにリアルにこだわるなら、どうして青柳祐介みたいな肉感的なキャラにしてくれなかったのか。
アニメにはアニメの良さがあると理解を示そうとしたけど、これならやっぱり生身の人間を使った実写映画にしたほうがよっぽどいい(そのさいは女子高生だったころの北乃きいや蒼井優を使ってくれるともっといい)。

「君の名は」は草食系化した現代の若者にはいいかも知れないけど、わたしみたいな肉食系の生き残りには満足できないということなんだろうね、きっと。
こんな映画が世界的ヒットだというのはどうしても理解できないし、理解するよりもわたしみたいな時代遅れの年寄りは、さっさと死んじまったほうがいいと思う。

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2016年12月 4日 (日)

今朝の新聞

今朝にかぎらないけど、最近のウチの新聞に北方四島の記事が載ることが多い。
どうやら安倍・プーチン会談の雲行きが怪しくなってきたので、もしなにも成果がなければ、ここぞとばかり日本政府を叩こうって、朝日新聞ならキットそう考えてやがんだろ。
そう思われるのがウチの新聞の人望のなさ。

それにしてもいったいいつまで北方四島にしがみついているのかね。
これを返さないかぎり、永遠に日ロの平和条約はないってことのようだけど、これを見ていると、つい反日にしがみついている韓国のことを思ってしまう。
反日があるおかげで韓国はいつになっても日本と正常な関係になれない。
まったく同じことじゃないか。

北方四島がなくても日本は世界有数の経済大国に成り上がった。
そんな島はいらんといって、もっと有意義な関係を結ぶほうが、よっぽど未来志向だと思うんだけど。
中国が台頭してきた場合、トランプさんのアメリカだけに頼るのではなく、ロシアとも接近しておくことが戦略的に重要だ。
ロシアは信用できないとという人がいるかもしれないけど、国家間で条約を結べば、どんなに状況が変わってもゼッタイに相手は攻めて来ないなんて、甘っちょろい考えを捨てることも大切だ。

歴史をふりかえると、領土なんてアメーバみたいに流動的なものであることがわかる。
今朝の新聞を見ても、最近の世相はなにがどうなるのかさっぱりワカランで、このままいったらそのうちロシア、中国、アメリカが戦争を始めるかもしれない。
そのどさくさに北方四島を占領して(このさい平和条約は無視だ)、これは戦争で勝ち取った日本の領土であると、その後はどこまでもつっぱねればいいのではないか。

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2016年12月 3日 (土)

お知らせ

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わたしのガラケーになにやらお知らせが来ていた。
チェックしてみたら、2億2000万円という文字が目に飛び込んできた。
わたしの人生にまったく縁のない金額だ。
なにコレって、説明を読んでみると
 
こちらが現在の未受領金です。
まず現金を下記にてご確認ください。
http//・・・・・・・(長いので省略)
 
ご覧いただければ、あなたへの配当金2億2000万円が確定していることがお分かり頂けますでしょう。
こちらにつきましては、無償での分配となっておりますので、ご負担をかけることもありません。
お好きな用途(ローンや借金の返済、旅行、マンションの購入)にお使い頂けます。
もしも未受領のまま期限超過されますと、配当権消失、他へ2億2000万円配当権が移ってしまいますのでご注意ください。
 
最近おかしなお知らせがよく来るのを無視していたら、とうとう相手もヤケになっちゃったらしい。
つくならもうすこし本当らしいウソをつけばいいのに。
もちろん下記で確認するのもアホらしくなって無視した。
これだけの臨時収入があれば、わたしなら豪華クルーズ船の個室を借り切って、地球50周の旅に出る。
世話係のオンナの人を雇って、ネコも20匹ぐらい飼えそう。

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2016年12月 2日 (金)

ニホニウム

113番目の原子にアジアから初めて、発見者の日本人にちなんでニホニウムという名がついたそうだ。
これについてネットの「海外の万国反応記」に、いや、それよりもこういう名前のほうがいいと、ぺちゃくちゃ無責任な発言が。
やっぱりいちばん人気は、日本の誇るべき文化から命名したもので、ドラエモニウム、ガンダミウム、クールジャパニウム、ニンテンディウム、エヴァンゲリウム、ガンダニウム、アニメニウム、ブシドウニウム、オタクニウムなど。
ほかに中国・韓国がらみでセンカクニウム、イーストニウムなんてのもあり、ヨロシクニウムなんて訳のわからないものもあった。

わははなんて笑ってもいられない。
専門家のあいだでさえ、アマテラシウムとか、エンエンライウム(日本の妖怪にちなむ)、ゴジリウムなんて名前が考えられていたらしい。

そんなことよりわたしの知り合いが、「君の名は」を観たいと言い出して困っている。
わたしひとりなら絶対に観に行くはずのないアニメだけど、いつもわがままばかり言っているから、たまには相手の言うことも聞かなければいけないのだ。
あー、今度の日曜日が憂鬱。

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今朝の1面トップ

体育会系の粗忽者と、このブログでもからかったことがあるNHK会長サンが、再任困難の見込みって、今朝のウチの新聞の一面トップ。
理由が書いてあったけど、会長に求められる資格要件に合致してなかったんだそうだ。
まあ、政治的に中立でないということは以前からいわれていたけど、そのほかに、つまり、人格高潔でなかった、説明力に優れなかった、広く国民から信頼を得られなかったということらしい。
12人の経営委員もずいぶんなこというねえ。
あのおっちょこちょい的雰囲気は、得がたいキャラだったって、そう思っているのはわたしだけか。

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2016年12月 1日 (木)

Only in Japan

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YouTubeにはまっている。
というより、毎日の新聞を読むようなつもりで観ているんだけど、最近では正規のテレビ番組にまけないような高画質の映像が観られるようになった。
それはいいけど、多くの映像はしろうとが作ったような、雑な撮影や編集のものがほとんどだ。
ま、YouTube は映像の出来よりも、いかに情報を伝達するかに重点を置いているのだから、それでもいいのかもしれない。

でも中には、辛口のわたしが感心するようなすばらしい映像もある。
たとえばアメリカ人のジョン・ドーブ(John Duab)君が案内するオンリー・イン・ジャパン(Only in Japan)というチャンネル。
例によって外国人目線で日本を紹介する映像だけど、一見しただけで素人が撮ったものではないことがわかる、ひじょうに質の高い映像ばかりである。

これを観て思うんだけど、露出や構図も大切だけど、どうしても手持ち撮影しかできない以外場所では、可能なかぎりカメラを三脚で固定することが、プロとしろうとの分岐点だ。
わたしの知り合いにも映像に凝っている人がいるから、まだ観てないならぜひドーゾといっておこう。

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