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2016年12月26日 (月)

ロシア式

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ウラジオストック出身のロシア人サーシャさんと呑んだ。
それはいいんだけど、彼が酒のつまみに持ってきたのがこれだ。
煮干しに似ていて、それよりずっと大きい。
わたしも魚には詳しいつもりだけど、燻製になって、もともとの魚よりスリムになっているので、いったいなんの魚だったのかわからない。
これは◯◯であるとロシア語でいわれても、わかるはずがない。
なんでもカムチャッカ方面で獲れる魚だそうだ。
あのへんは寒いところだから、そこで獲れるということは温帯、熱帯の魚ではないだろう。

なんとなく氷魚とか氷下魚と書いてコマイという魚を連想したけど、コマイというのはタラのことをいうらしく、念のためタブレットで検索して写真を彼に見せると、背びれのかたちがちがうという。
つぎにサケの写真を見せたけど、やはりちがうという。
ニシンの写真を見せたら、オオッといって身をのり出した。
どうやら正体はニシンのようだった。
カズノコの母親ではないかといってみたけど、イクラはロシア語なのにカズノコはそうではないらしく、今度は彼のほうが首をかしげる。

酒の好きなサーシャさんはいつもこういうもので呑んでいるらしい。
これを食べるには、ナイフで強引に刻んで、皮をはぎ、肉の部分をひっぺがす必要がある。
ハワイ土産にもらったビーフジャーキーみたいで、ひじょうに歯ごたえがあり、塩気が効いているからビールのつまみにはいける。
しかしロシア人はいつもこんなもので呑んでいるのかと気のドクになってしまう。
カムチャッカのあたりは美味の宝庫で、カニやニシンやサケのみならず、ウニやホヤなどわたしの好みがたくさん獲れるところだから、彼らは海産物を日本人のように有効活用する方法を知らないとしかいいようがない。

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