今朝の新聞
今朝のウチの新聞に、先日の安倍クンと蓮舫サンの党首討論に関する記事が載っていた。
おたがいの発言内容の誤りを正す(ファクトチェック)というもので、どっちかというと野党の肩を持っているみたいだけど、朝日新聞にしては、まあ、公平な書き方といっていいんじゃないか。
ただわたしは思うんだけど、いまの世界のどこにも、政府の政策ひとつで景気が好転する国はない。
アメリカがトランプさんのひと声で、好景気をとりもどし、まだ強い国にもどれるなんて保証はまったくないのである。
世界は複雑にからみあっていて、思いもよらないどこかの国がクシャミすると、たちまち日本も風邪をひくって時代なのだ。
景気をよくする特効薬があるなら誰も苦労はしない。
だから政治家の役割は、景気をよくすることではなく、そのために努力することだ。
汚職や賄賂が当然という国が多いなかで、日本はまだマシなほうではないか。
蓮舫サンはカジノ法案に反対の立場だそうで、もちろん賭け事に興味のないわたしも、そんなものはどうでもいいってスタンスだけど、かりにカジノが拒絶された場合、なにかが変わるだろうか。
じっさいには経済効果はあまりないって話もあるけど、そりゃ試算でいう2兆円はウソだとしても、ぜんぜんやらないよりはマシなんじゃないか。
とにもかくにも日本の政治家は、景気をよくするためになりふりかまわず努力しているんだなあって思ってしまう。
日本の現状は、ほんと、リベラルになりにくい時代である。
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