レッドタートル
今年のアカデミー賞のアニメ部門にノミネートされた作品の中に、日本の「君の名は」がなかったことについてはなんとも思わない。
ノミネート作品の中に「レッドタートル/ある島の物語」という作品があったことも、これも不思議だとは思わない。
あいにくノミネート5作品のうち、予告編だけでも観たのはこれしかないんだけど、ジブリアニメということになってはいるものの(監督はオランダ人)、わたしがその風変わりな画風に興味を持った、最近ではめずらしい作品なのだ。
解説を読むと、セリフのまったくない詩みたいな映画らしい。
つまり、セリフは観る人が勝手に想像しろってヤツ。
ようするに絶滅危惧種みたいな映画じゃないか。
わたしはこんなふうに、イメージの中をゆるゆるとただよっているような映画が好きなんだけど。
気になって、その後観に行ってみたら、もう上映が終わっていた。
いまDVDが発売されるか、BSが放映してくれるのを待っている状態。
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