調査委員会
今朝の新聞に、豊洲の新しい魚市場の予定地から、基準の79倍の有害物質が検出されたという記事。
以前の調査とのあまりの違いに、いったいどうしてかと専門家でさえ驚いているらしい。
でも、わたしは思うんだけど、こういう調査って、調査を命じた人間の立場を反映した結果が出るんじゃないか。
たとえば東京オリンピックを開催したい都知事さんや国が、費用はどのくらいかかりそうかという調査を命ずると、たいていは想定より安い見積もりが出る。
それはオカシイんじゃないのという新任のエライさんが再調査を命ずると、やっぱりもっと高い見積もりだ。
豊洲の市場にしたって、移転をしたい都知事さんが調査を命じたときには、たいして検出されなかった有害物質が、いちゃもんをつけたいユリコさんが再調査を命ずると、いっぺんに数値がはねあがる。
つまり調査委員会というものは、つねに調査を命じたエライさんの顔色をうかがって結果を出すものなんじゃないか。
正確な数値は、前回の調査の結果と今回の結果を足して2で割るといいのかも。
というのは冗談だけど、だいたい豊洲のあたりは、かって都民のゴミ捨て場だったところだ。
こんなところが汚染されてないと考えるほうがおかしい。
わたしの知り合いに、むかしダンプの請け負い仕事をしていた男がいて、どこかの病院で頼まれて、使用済みの注射針だとか、不要になった薬品など、みんな夢の島に放り投げていたといっていた。
このままでは、都民の税金を節約するはずのユリコさんのおかげで、都民の支出は際限なく増大しそう。
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