わかりやすい問題
うわあとあっけにとられる、やる気まんまんのトランプさん。
メキシコとの国境に壁を作るって早くも有言実行のヒト。
メキシコとの国境に壁を作るって早くも有言実行のヒト。
でもウチの新聞を読んでいると、メキシコの壁について大騒ぎになっていることはわかるけど、それをしたら具体的にどうなるかってことまではわかりにくい。
やはりリョーシキをそなえた日本を代表するリベラル紙にとって、なったばかりのアメリカ大統領の政策の欠点を、具体的にあげつらうのはマズイという遠慮が働くのかもしれない。
その点わたしが愛読している掲示板サイト「海外の万国反応記」は、お世辞や敬語は禁止、徹底的に本音で話すことをモットーとしてるから、アメリカ人たちの本音が聞けて興味深い。
メキシコに壁の建設費を出せといったって、はい、そうですかと現金をポンと出すわけがないから、トランプさんはメキシコからの輸入品に20%の関税をかけるといっているらしい。
そんなことをすれば、メキシコからの輸入品が高騰するのはまちがいがない。
するとアメリカ人は高い買い物をせざるを得ない。
ということは、けっきょく壁の建設費はアメリカ人が負担してることになるんじゃないか。
これってわかりやすいよな。
現在でもメキシコは、アメリカの第一位の貿易相手国なんだそうだ。
冬になるとスーパーで売っている野菜の60パーセントはメキシコ産という書き込みもあった。
これじゃ物価が高騰していちばん困るのは米国民だ。
世界中が驚き呆れ、あのISまでが息をひそめて成り行きを注視しているみたいなのがおもしろいけど。
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