Simon and Martina
日本でも有名なユーチューバー( YouTube に映像を公開してその報酬で食っている人)に、サイモンとマルティナという夫婦がいる。
わたしは吉祥寺で彼らを見たことがある。
ヨドバシカメラの近くでベンチに座っていた。
サインでももらおうかと思ったけど、わたしはそんなミーハーではないと思い直し、かろうじて自分を制御した。
この2人、むかしはもっぱら韓国を拠点にしていたけど、1年ほどまえに日本に引っ越しして、現在は日本で活躍をしている。
引っ越しするときもいろいろ騒がれていた。
なにしろ反日の韓国から目の仇の日本に引っ越すのだから、韓国人にとっておもしろいはずがない。
そのため引っ越しを奥さんの病気のせいにしたりして、彼らもいろいろ気を使っていたようだ。
しかしその後の奥さんを見ていると、とても病気には見えない。
そうこうしているうち、韓国に残してきて、人質?状態になっていたペットのイヌとネコも、無事に日本に引っ越しをした。
というわけで、安心して、彼らは YouTube で最近の心境を語っている。
どんなことを語っているのか興味があったけど、最初のうちは字幕なしの映像だったので、劣等生のわたしにはわからなかった。
しばらくして、ようやく字幕がついた。
発言は日本と韓国のどちらが住みやすいかという視聴者の質問に答えるもので、韓国よりも日本のほうが静かだ、車の運転手がやたらにクラクションを鳴らさない、仕事をするうえでも手続きが簡単だというようなものだけど、この程度でも韓国人を怒らせるに十分だったようだ。
本人たちはそれほど深く考えず、外国人に対して日本と韓国の比較をしただけかもしれないけど、K-POPで金儲けをしたくせに日本に移ったとか、日本に住むために日本に媚びてるんだとか、あのブタ女めがとか、もうボロくそ。
わたしはむかしから、日本のネトウヨがほんの少数派であるように、韓国人の中にも日本人を不倶戴天のかたきと考える人は、ほんのわずかだろうと思っていた。
ところがすこしまえに、伊藤博文を暗殺して韓国では義士とされている安重根の写真を取り違えて、年端もいかない女の子が謝罪させられて、しかもそれがテレビで大々的に報道されているのをみて、あの国の反日はそうとうに根が深いと思い知らされた。
韓国では早くもつぎの大統領選挙のうわさがかまびすしいけど、立候補するのは、日本を叩けば選挙で有利と考える手合いばかりだ。
ほかにもっとやることがあるでしょうといいたくなってしまう。
わたしはネトウヨに加担する気はないから、いまこの時期にこれ以上火に油をそそぐようなことはいわないけど、サイモンとマルティナのペアもとんだ騒ぎに巻き込まれたものだと思う。
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