不思議
ネット上の掲示板「海外の万国反応記」を見ていたら、そういえば不思議だなという案件にぶち当たった。
日本の埴輪とギリシャの彫刻を比較して、なんでこうなのというんだけど、考えてみればたしかにそうだ。
ミロのヴィーナスは紀元前130年ごろのもので、女性の裸体をリアルに創造したということでは、すでにひとつの頂点をきわめているのに対し、日本の埴輪は紀元後500年ぐらいのもので、両者の時間差は600年以上になるのに、なんか子供がつくった粘土細工にしか見えない。
この差は日本の女性の体型を忠実に反映した結果だというと、日本のオンナの人から苦情がきてしまう。
もちろん当時も現在も西洋人のほうがスタイルがいいけど、いくらなんでもこれほど差はないだろう。
日本人というのは古墳時代から抽象芸術のほうが好きだったのか、そしてギリシャ人てのはむかしからスタイルがよかったのねと納得するしかないか。
不思議だなあ。
| 固定リンク | 0
« 天然警報機 | トップページ | 雪まつり/ゆとり »
コメント