今朝の新聞
今朝の新聞に興味深い記事。
とかく朝日新聞の世論調査というと、他と異なる結果が出るので有名だけど、それについて当人も気にしているのか、その理由について考察するような記事だ。
対象となったのは、いま騒がれている「共謀罪」についてである。
最近の調査によると、右翼系、もしくはどっちかというと右翼系の産経、日経、読売の調査結果が、賛成については57~58でほぼ同じ。
これに対して左翼の朝日、どちらかというと左翼の毎日の結果は、賛成が39と49で、この両者だけでも差はかなりある。
やっぱり朝日は特別じゃんといいたくなってしまう。
朝日にいわせると、これは質問文の違いが影響してるんだろうとのこと。
質問の中にテロという言葉を使うと、あきらかに賛成が増えるのだそうだ。
そりゃわかる。
わかるけど、だからといって、たとえば今回の質問の中にテロという言葉をまったく使わないってのはどうだろう。
各社のじっさいの質問文も掲載されているけど、朝日以外は文章の中にすべてテロという言葉を使っている。
いちばん右翼っぽい産経の質問がいちばん親切で、捜査当局の人権侵害につながるおそれもあります、と正直に書いている(そのせいか右翼系3紙の中では賛成はわずかに低め)。
テロという言葉をまったく使ってないのは朝日だけだ。
組織犯罪処罰法の改正案についてというだけでは、ヤクザの取り締まり法案のようで、法案の趣旨を逸脱してるじゃないか。
立場上なにがなんでも賛成を減らしたいのだとしたら、これも捏造にならないだろうか。
いや、もうよそう。
彼らは “リベラル” なのだ。
読むほうが、朝日の世論調査はそういうものだと理解しておればいいことだ。
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