今朝のGLOBE
今朝の新聞のわりあい目立つところに、少女像、ニューヨークで人気者にという記事があった。
また例の少女像のことかと思ったら、こちらは牛に立ち向かう少女の像で、女性の地位向上を象徴するものだそうだ。
それでもアノ朝日新聞が載せると、だから慰安婦像も立てて問題はないんだといってるように思えてしまうのが気のドクなのか、本音なのか。
今日のGLOBE面は、時宜を得たというか、最近の韓国の事情が取り上げられていた。
でも反日候補ばかりが大統領選に立候補しているなんてことにはひとことも触れず、進学難、就職難や財閥の弊害などの国内問題がメインで、これだけでは韓国を冷静にながめているのか、非難をしてるのか、あるいは暗に肩を持っているのかわかりにくい。
これらのほかに、韓国人は新しモノ好きだとか、韓流が中東で人気だとかいうささやかな記事がある。
このふたつは無理にでっち上げた太鼓持ち記事のようである。
内容はよくにも悪くにもとれることなのに、結論は、だから韓国の未来は明るいということになっているからだ。
韓流が中東で人気があるといっても、それがどのくらいなのか、いちばんいいのは日本と比較してくれるとわかりやすいのに、ぜんぜん日本の数値が出てこない。
中東で韓国の化粧品が大人気で、輸出額が30億円だというんだけど、化粧品というとわたしには、日本の製品が途上国ではいちばん人気という認識があるから、日本の輸出額も知りたくなってしまう。
そういう誰でも知りたいことに触れないのだから、やっぱり朝日はということになってしまう。
でももっと大局的にながめてみよう。
今日のGLOBEを読むと、韓国がいろいろな問題をかかえているにもかかわらず、大統領選の候補者が、あいも変わらず日本叩きばかりをスローガンにかかげていることにへきえきしているとも受け取れる。
正義の味方、韓国の味方であるはずの日本の大新聞に愛想をつかされるなんて、韓国もいよいよ困った状況だ。
ほんと、朝日新聞は読み解くのがおもしろい。
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