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2017年5月 8日 (月)

もし戦わば

「海外の万国反応記」に、日本とオーストラリアが戦争したらどっちが勝つかというスレッドが立っていた。
日本と豪州では、衝突する懸案事項はクジラぐらいしかないから、これは非現実的な話だけど、それに対する書き込みがおもしろい。
かたやロシアと戦争をして勝った国、かたや野鳥の集団と戦争をして負けた国という書き込みには笑っちゃった。

この野鳥の集団との戦争というのは「エミュー戦争」のことで、いまでも豪州軍の不名誉な戦績として語り継がれている(らしい)。

1932年、エミューの作物被害に業を煮やしたオーストラリア政府は、これを撲滅すべく、2回にわたって機関銃を装備した軍隊をその棲息地に派遣した。
で、どうなったかというと

エミューの密集した集団に至近距離で撃ち込もうという機関銃兵の夢想は間もなく崩れ去った。
エミューの司令部は明らかにゲリラ戦術を発令しており、厄介なエミュー軍は間もなく軍備の使用を不経済化する無数の小規模部隊に分裂した。
従って、意気消沈した野戦軍は約1ヶ月後に戦闘地域から撤退した(ウィキペディアによる)。

つまり相手の巧妙な分散化ゲリラ作戦に、まったく機関銃の威力を発揮できず、ついに敗退のやむなきに至ったということ。
日本はオーストラリア人には勝てるだろうけど、エミューには勝てんよという書き込みもあった。
オーストラリアは広大だ。
もしも戦争を始めれば、麦と兵隊に描かれた、かっての中国大陸の悪夢がよみがえるかもしれない。
やっぱり止めとこうね。

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