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2017年6月15日 (木)

投書氏

今日の新聞には、核戦争でも始まったかというようなでっかい見出しで「共謀罪法案きょう成立」という活字。
いまいろいろ騒がれている問題だけど、朝日新聞がこんな見出しを載せているあいだは、まだまだ日本に言論統制の心配はないようだ。

この法案について、反対する人の90パーセントは、治安維持法のあった過去の例などを持ち出して、またあの暗い時代に回帰するのではないかという。
それじゃあ日本の戦後はいったいなんなのか。
米国や英仏独と肩をならべる、アジアで唯一といっていい民主主義国家としての歩みは、ぜんぜん考慮してもらえないのかと聞きたくなってしまう。

覇権主義が当然だった過去と、まがりなりにも世界が平和共存のためのシステムを模索している現代では、条件はまったく異なるのだ。
暗い時代にもどる可能性がまったくないとはいわないけど、そんなことはないかもしれない。
どちらになるか誰にもわからないのだから、あとは歴史の流れにおまかせして、どちらを選ぶか次世代に決めさせればいい。

わたしはそういう考えなので、そもそも治安維持法なんか持ち出す反対意見はハナっから無視することにしている。
ところが今日のウチの新聞の投書欄に、性懲りもなく治安維持法を持ち出した投書氏がいた。
そこいらの人ならもちろん無視だけど、これが作家として知られている赤川次郎サンというと穏やかじゃない。

以前、やはり作家の森村誠一サンという人が、的はずれな意見を書いて、わたしにこういう人が作家として通用している社会に、なぜ感謝しないのかと皮肉られていたけど、赤川サンもいっしょ。
共謀罪が危険なものかどうかは、朝日新聞や「赤旗」が発行禁止にされたり、赤川サンが逮捕されて、執筆活動や発言を禁止されるようにならないかぎり大丈夫。

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