乗り遅れ
マンガやアニメが人気といっても、どこか信じられないわたし。
あれってオタクと称される、ひとにぎりの熱狂的なファンが騒いでいるだけなんじゃないかと、つい思ってしまう。
ところが相も変わらず、ネット上ではこの話題がひじょうに多い。
わたしが見たことも聞いたこともないマンガのタイトルが矢継ぎ早で、しかも話題にしているのが白人を含めた外国人なのだ。
ぼくのポルシェに「殺せんせー」の絵を描いてみましたという、これは白人らしいマニア。
「殺せんせー」ってナンダと思ったら、これは「暗殺教室」というマンガの主要キャラらしい。
これで街を走ると、やはり白人らしい女の子がふり向くのだそうだ。
「漂流教室」ならいざ知らず、わたしゃこんなマンガぜんぜん知らん。
やっぱり一部のオタクの話題だろうと思ったら、べつのところに「ワンピース」というマンガがハリウッドで実写版で製作されるという話題。
ハリウッドときたら、完全にメジャーじゃないか。
もうオタクだけの話題じゃないぜ。
「ワンピース」については、絵柄ぐらいは知っているけど、それを見ただけで読もうという気が失せた。
「暗殺教室」も「ワンピース」も、れっきとした日本のマンガらしい。
こうやってネット上を、この地球の上を、マンガやアニメの話題が縦横無尽に飛び交っているのだ。
どんどんおいてけぼりにされる団塊の世代。
ああ、わたしはどこの惑星に住んでいるのだと悩みっぱなしの昨今である。
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