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2017年8月

2017年8月31日 (木)

聖子チャン流

安倍クンが起用した総務相の聖子チャンが安倍クンに物言いだ。
いわく「アベノミクス」の効果は不十分だ、立ち止まって検証すべきじゃないか。
異次元の金融緩和をやってきて、ある程度の効果はあったとしても予想を下回っているとも。

聖子チャンもだんだん都知事のユリコさんの手法をまねてきたな。
立ち止まって検証って、なにをどうすればいいのさ。
予想を下回っているそうだけど、いまの政治で経済政策が予想をかんたんに上回るなら楽なものだ。
そんないい方法があるなら、ぜひ聖子チャンに次期総裁をやってもらいたい。
と、わたしがそのへんのポピュリストなら考える。

しかしわたしはもっと複雑な思考の持ち主だ。
ユリコさんが口ばっかりで中身のない人であることはとっくに見抜いているし、こういう軽めの人を相手にしなければいけない安倍クンに、同情したくないけどせざるを得なくなる。
わたしは欲のある方じゃないから、いいカードが来ているのに、いちかバチかでさらにカードを要求するタイプじゃない。
安倍クンはよくやっているほうじゃないか。

よく見たら、この聖子チャンの記事のソースは朝日新聞だった。
朝日の記事の場合、自民党に対しては5割かた割り引き、その他の泡沫政党の場合は5割かた割り増してあることを自覚して読まなければならない。
誰もがこのくらい複雑な思考を持つと、日本の政治も足を踏みはずすことがないのだが。

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2017年8月30日 (水)

ムツゴロウ

Mutu

先日のBSでムツゴロウのことを取り上げた番組があった。
わたしはこういう野生動物をとらえたドキュメンタリーが大好きで、いつかムツゴロウを見るためだけに、有明海まで行ってみようと考えているくらいだ。
見るだけじゃつまらない。
できることならその蒲焼きが旬の初夏に行きたい、というとムツゴロウさんにははなはだ気のドクだけど。

ムツゴロウというと、むかし友人たちと台湾に行ったときのこと。
友人たちが市場で土産物をあさっているとき、手持無沙汰のわたしは市場のすぐ裏にあった河の河口をのぞいたみた。
ちょうど引き潮時で、河口にはかなり広い干潟ができており、そこにムツゴロウがたくさんいた。
なんでも食べる中国人が、ムツゴロウだけは食べないらしく、漁をしている人も見当たらない。
そういえば最近でこそ、大陸中国でも日本式の刺身や海鮮料理がブームだけど、それ以前はあまり海の魚は食べなかったようだ。
市場で見るのはたいてい河や湖の魚だった。
海の魚を食べること、その調理方法の多彩なことでは、やはり四方を海にかこまれた日本の独壇場である。

あの天然のままのムツゴロウを見るために、また台湾にも行ってみたい。

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2017年8月29日 (火)

最近のニュース

けしからん、北朝鮮撃つべし。
日本もミサイル、核兵器を断固保持すべしって社説が、ウチの新聞(朝日)に載るのも時間の問題だろう。
いつになっても風雲急を告げるまんまの世間だけど、ネットニュースにはほんわりした話題も。

Xz

テキサスで洪水だそうだ。
やっぱり温暖化を無視する大統領のせいだな。
画像はそんな洪水のさ中、スーパーからドッグフードの袋をくわえて避難するイヌだそうだ。
人間もこのくらい冷静でありたいと、彼を称賛する声しきり。

やはりアメリカで、チアリーダーに開脚を強制して、まわりが逮捕なんてニュース。
これってセクハラじゃないかと思ったら、違っていた。
いやがる女の子の足を押さえて、無理やりまたを開げさせているのは、みんな女の子ばかりじゃないか。
期待して損した。

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2017年8月28日 (月)

猿の惑星

005

さっきまで「猿の惑星」を観ていた。
何度もテレビ放映されているし、もう語り尽くされた映画なので、いまさら批評なんかしてたまるか。
今日はぜんぶ個人的所感を。

この映画はそれまでのSF映画の常識をくつがえすオールスター・キャストだ。
ただし主演のチャールトン・ヘストンをのぞけば、みんな猿のメイクなので顔がわからない。
そこで役者の名前から彼らの素顔を考察してみよう。

猿の女性科学者を演じたのはキム・ハンター。
ちょっと(うんと?)古い人だけど、彼女はエリア・カザン監督の「欲望という名の電車」で、マーロン・ブランドやヴィヴィアン・リーと共演していた。
わたしの部屋にはそのDVDがあるので、どんな顔をした女優さんなのかすぐわかる。
乱暴者のブランドから離れたくても離れられない、清楚でおとなしそうな美人だったので、猿のメイクがお気のドク。

猿の女性科学者の友人を演じたのはロディ・マクドウォール。
この人はいろんな作品に出演している有名俳優なので、あっちこっちで観たことがあるけど、わが家にあるDVDの中では、「クレオパトラ」のアウグストゥス役で観ることができる。
日本の映画データベースには名前が出てないものもあったけど、トニー・リチャードソン監督の「ラブド・ワン」でも印象的だった人。
マッチョの多いハリウッドスターの中では、ひょろりとした頼りなさそうなタイプの人だった。

猿の長老を演じているのはジエームス・ホィットモア。
どこかで聞いた名前だけど、どんな映画に出演していたのかとググッてみたら、わたしの部屋のDVDでは、ジョン・ヒューストン監督の「アスファルト・ジャングル」に出ていた。
大金をせしめようという強盗団メンバーの、個性ゆたかな面々の中では、ちょっとこすっからい印象の役柄。

CGを使った精緻なSFの氾濫するいまとなっては、つまらない「猿の惑星」だけど、顔のわからない役者の顔を思い浮かべながら観るという楽しみもある。
画像は上記の面々を左から。

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認知症かも

なんか認知症が始まったみたい。
恥をさらしたくないから詳しい説明はしないけど、ひとつさしさわりのない事例を挙げると、買って1年も経たないブルーレイ・レコーダーがいかれた。
それと認知症となんの関係があるのかといわれそう。
パソコンにしろレコーダーにしろ、わたしの場合、機械を酷使するから故障はつきものじゃないか。

しかしこれはひとつの例であって、なんだかここんところ、ほかにも金のかかる事件がいくつか。
もめごとがまとめてやってきたような感じである。
おかげでなんとなく暗い気持ちになり、そうするとさらに気分が萎縮して、ふだんより引きこもりが激しくなりそう。
いつでもどこでもノーテンキという人がうらやましい。

考えてみると、こういうことは過去にもあった。
しかし上記の例以外をながめると、ほかのもめごとの原因は、年齢によるところも大きいような気がする。
つまり、若いころならそんな失敗はしなかっただろうということだ。
だからつい、認知症ではないかと疑ってしまう。

救いがあるとすれば、まだ冷静に自分を見つめていられることか。
わたしの友人には、どうもおかしいので、キミは認知症じゃないかというと怒る人がいる。
ああいうのは冷静な自己分析ができない人で、状況としてはかなり危険。
キチガイはけっして自分のことをキチガイと思わないのと同じだ。
そういうときは、うん、そうだね、わたしもトシだからなあと余裕で返事しとけば疑われずにすむのに。

とにかく認知症でも仕方がないやと開き直ったら、夕方までにレコーダーの故障は自然に治っていた。
天はまだわれを見捨てず、やっぱりどこまでも元気なのね、わたしって。

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2017年8月27日 (日)

かほりクン

ひさしぶりに “かほり” クンに会った。
といわれても意味がわからんだろう。
かほりクンというのは、4年前にわたしがはじめてロシアに行ったとき、案内をしてくれた白面の美少女である。
彼女は日本人とロシア人のハーフで、現在はロシア大学の大学院生だ。
卒業したら日本で就職したいと、目下夏休みで訪日中。

じつはかほりクンというのは偽名である。
本名を暴露するのはヤバイので、このブログで便宜的に偽名を使ったんだけど、さてどうしよう。
いまさら本名を書いたって、もう立派な成人の彼女に問題が生じることはないと思うけど、でもさわらぬ神にたたりなし、このブログに彼女のことを書いていいかと許可をとってないから、やっぱり偽名のまま押し通しておこう。
わたしみたいなおじさんに、孫みたいな年ごろの娘が勝手なことを書かれて嬉しいはずはないだろうと、このへんは自主規制だ。

しばらく見ないうちに彼女は、アメリカ映画のスーパーヒロインのようになった。
たくましく成長して、ジーンズの下の太ももなんかピチピチ、荒馬ぐらいたやすく乗りこなしそうだ。
そしてもうすぐ富士山に登ってくるという。
そりゃ大変だぞといおうとして、やめた。
大変だったのは27年前に登ったわたしのほうで、彼女なら息も切らせず、赤い溶岩の斜面を駆け抜けてくるのではないか。
やれやれ。
いじけたおじさんは、彼女のまえでますますいじけてしまいそう。

写真撮っていいですかといいにくいんだけど、そのうち最新の写真を載せられるかもしれない。

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2017年8月26日 (土)

今日の新聞

今日の新聞にはつっこみどころがいくつか。
こうでないとおもしろくないというのは、リベラル新聞への皮肉。

ところでその1面にドイツのメルケルさんの記事があり、彼女が欧州におけるリベラルの最後の砦になっていると。
たしかに彼女の奮闘には見上げたものがあるけど、だからリベラルというのはエライと、うちの新聞を彼女と同一視するわけにはいかない。
メルケルさんはドイツ第1党の党首であり、日本でいえば安倍クンに当たる人だ。
移民の問題では対極にある二人だけど、いずれも国のため、国民のために、マスコミや周辺からぼろくそにいわれても奮闘している人なのだ。
メルケルさんを持ち上げて、安倍クンは落っことすというのはダブルスタンダードなのである。

そういえば自民党への強力な対抗馬として、都知事のユリコさんが勝利するとザマァ見ろだったうちの新聞。
今日の新聞を見たら、あにはからんや、彼女は安倍クンを超える右翼の本領発揮だ。
関東大震災のとき虐殺された朝鮮人への、特別な追悼はひかえるということだけど、その是非についてはいうまい。
ただリベラルを標榜する新聞が、いつになっても過去にとらわれているのには納得がいかない。
東日本大震災のとき、日本人はけっして虐殺を繰り返さなかった。
これは日本人が過去に学んでいることの証明のように思えるのに、それは無視して、つまり自分たちに都合のわるいことは無視して、謝罪や追悼を永遠に繰り返さなければいけないという。
リベラルが革新のことならば、いったいうちの新聞(朝日)のどこがリベラルなのだ。

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2017年8月25日 (金)

今日の新聞

今日のウチの新聞はつまんないねえ。
朝刊の1面トップが「地震、予知前提見直し」というもの。
社会面のトップなんか、「車椅子テニスがどうしたこうした」というものだ。
もっとあきらかによその国の肩を持ち、日本の首相をおとしめてくれないことには、暑さでげんなりのわたし、ますます無気力になってしまいそう。
夕刊になって、ようやく徴用工の問題が取り上げられていたけど、安倍クンはそんなもの知らんという立場であることだけ。
いまんところその是非には関わらない書き方だ。
リベラル新聞がこれでは、ブログネタがなくて困ってしまう。

これなら時間とともに内容があらたまるネットニュースのほうがマシだ。
たとえばヤフー・ニュースには「サンマの不漁は外国漁船のせいか」とか、「語尾にンゴをつけるのがいまどきの女子大生のトレンド」とか、ま、あまり熱心に読もうという気にはならないけど、予知前提や車椅子より気になる記事がちらほら。

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2017年8月24日 (木)

折口信夫

今朝の新聞に作家の折口信夫(しのぶ)のことが出ていた。
今年は彼の生誕130年だそうな。
ただ、今日の新聞を読んだかぎりでは、はじめて彼のことを知った若い人が、えらい堅苦しい学者であると解釈して、それ以上の興味を失ってしまうことはまちがいがない。

折口信夫のことを理解するためには、リョーシキあるうちの新聞は伏せていたけれど、彼が同性愛者であったということを知る必要がある。
そんなことは文学や民俗学の研究とは関係がないという人がいるかもしれない。
しかし彼は釈迢空というペンネームを持つ詩人でもある。
わたしは彼の詩(短歌)をはじめて読んだとき、ひじょうに面食らった。
そして難解な詩だと思った。
けっしていい詩だとは思わなかった。

しかしその後その見方が一変したのは、彼と教え子の藤井春洋(男である)との奇妙な恋愛について知ってからである。
よくあることだけど、文学というものは作家の人生や、その苦しみを知ったのちにはじめて理解できるということが多い。
早い話が、彼が体育会系人間で、倒錯したところのぜんぜんないカタブツの文学博士だったら、わたしがその詩に感心することは永遠になかったと思う。

おまえも同好の士かいと思われちゃ困るけど、彼の詩からは異端者の悲しみや、孤独者の苦しみが感じられてしまう。
自分が世間からはみだした人間であるという自覚は、本人を苦しめるし、知らず知らずのうちに同じ悩みをかかえた仲間を求めるものらしい。

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2017年8月23日 (水)

ワンちゃん

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ひさしぶりにワンちゃんの話題だけど、あまりかんばしいものじゃないね。
2、3日まえにミニトマト(彼はこれが大好きなのだ)を持ってご機嫌うかがいに行ってみたら、飼い主がここんとこ具合がわるいんですよという。
なんでも食べたものをみんな吐き戻してしまうんだそうだ。

うーん、困ったねえ、彼もトシだからなあ。
追悼詩でも書いておくか。

写真はずっとまえのものだけど、こういう状態らしいっすよ。

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2017年8月22日 (火)

今朝の新聞

今朝の新聞のオピニオン面に、もと内閣官房副長官補という、わけのわからない肩書きの人がなにか発言している。
朝日新聞と対話形式だけど、朝日が「米国の抑止力がなければ日本は丸裸になるのではないですか」とか、「日本が中国の海洋進出の脅威にさらされる中、米国と距離を置くのは危険じゃありませんか」などと、朝日らしからぬ質問をあびせかけているところがおもしろい。
わけのわからない人は、何をどうするか自分の頭で考えるべきだと、どうも漠然とした考え方。
もと内閣官房という人にしては、現政権と異なる信条の持ち主だなと思ったら、おん歳70超だというから、まあ彼が現職官僚だった時代は遠いむかしのこと。
掘り出せばこういう人も見つかるだろう。

そんなことはどうでもいいけど、宮城県が壇蜜さんを起用した県の観光コマーシャルを削除したって、小さなかこみ記事。
こっちのほうは日本の未来を左右する大問題だ。
わたしはこの女優さんに興味はないんだけど、この動画は見た。
そしてあははと笑った。
笑ったについては、もちろん世間の常識派のジョーシキをくつがえすその非常識がおもしろかったから。
こういう非常識が通用するなら日本もまだまだ見込みがある。

それが、やっぱりイヤラシイという世間の非難に耐え切れず、知事さんが削除してしまったのだそうだ。
またしてもこの国ではユーモアや皮肉の精神が、愚衆の手によって引きずり降ろされたわけだ。
こういうまっとうすぎる迎合主義の人たちに、なにをどうすべきか、自分の頭で考えろといっても無駄よ、無駄。
米国との同盟関係があってもなくても、日本の未来は暗いわ。

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2017年8月21日 (月)

ビデオ

昨日は先輩の送別会。
送別会?
ずいぶんおかしな時期にやるんだなっていわれそう。
しかし人間は夏にも死ぬし、冬にも死ぬ。
死ぬ時期は、自分の意思で高いところから飛び降りでもしないかぎり選べないけど、べつに学生でもないし、大企業に勤めているわけでもないわたしたちは、世間からそんなに頼りにされてないので、仕事なんざいつでも辞められるのである。

この先輩というのは、このブログにも何度か登場している体育会系あがりの、ヤクザもビビるというひじょうに凶悪な顔をした人だ。
で、わたしはこわもての先輩と呼んでいるんだけど、そんな彼だって年には勝てない。
きれいな奥方には先立たれたけど、一階にバーを備えた一軒家に住み、息子夫婦と同居だから、そろそろリタイヤして晴耕雨読の人生を楽しんでもいいころだ。

その先輩から送別会のビデオを撮っておいてくれと頼まれてしまった。
以前いっしょに旅行に行ったとき、ビデオで旅の映画を作ったことがあり、それが気に入ったらしい。
おやすい御用だと、そういうことになるとわたしの創作本能がむずむず。

で、またビデオ映画に首を突っ込んだんだけど、これでいくらかでもお金が儲かると考えてはいけない。
ビデオの編集はひじょうに手間がかかるので、好きでなければやってられない仕事なのに、これはボランティアというか、友情の証しというか、一文にもならないのである。
わたしに女房がいなくてよかった。
いたらとっくに離縁状を叩きつけられているわ。

そいうわけで、しばらくはビデオの編集にかかりきり。
ブログの更新に差し支えが出そう。

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2017年8月20日 (日)

四苦八苦

ウインドウズのころに比べるとどうもいまひとつ熱意のわかないMacだけど、ぼちぼち勉強もしてます。
まず基本的な知識として文字入力をやってるんだけど、ウインになれ親しんだ当方としては、あ、もうイヤというところ。
ウインで普通に文章を書くなら、団塊の世代としてはまあまあのスピードで打てるを豪語していたけど、その後タブレットの時代になり、スマホの時代になり、そのたびに新しい入力方法をマスターしなければならない。
それでも文章を書くのが天性と (勝手に) 心得る当方としては、それをなんとかクリアしてきた。

しかしここへもってきて、またアップルの入力方法をおぼえなくちゃいけないとは。
これって老人虐待とちがうか。
そういいたくなるほどウインとMacでは入力方法がちがう。
べつにどっちが断トツで便利というわけでもなさそうだし、キー配列はいっしょなんだから、入力方法もどうして共通にしてくれなかったのか。
今夜やっと全角英語が打てるようになったワタシ。

 

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2017年8月19日 (土)

3時半

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天気はいまいちだけど、おっそろしく蒸し暑い。
そんな中、ひさしぶりに自然観察園コースで散歩に来た。
いま観察園正面のベンチに座っている、iPodの音楽を聴きながら、ロイヤルミルクティーを目の前に置いて。
こうやって一服していると、さわやかな微風が体をつつんでくれる。
幸福なのか不幸なのかわからないワタシ。
ただいま午後の3時半。

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2017年8月18日 (金)

包丁

レイチェル・アンド・ジュンといえば、YouTubeではよく知られたアメリカ人と日本人のおしどり夫婦だ。
人気があるのは奥さんが美人だってこともあるけど、同性から見ても飾らない、つまり庶民的でとっつきやすい旦那の人がらによるところもあるのかも。
 
その旦那のジュンさんは、最近は単独で出演することも多く、そこでは彼のキッチンにまつわる映像をたくさん公開している。
そのうちのひとつでは、古道具屋で錆びてボロボロ状態の和包丁を手に入れ、これを徹底的に磨いて、新品同様の切れ味にしてしまっていた。
彼が手に入れた包丁には 「関孫六」 という銘が入っていたから、もともとの素性はよかったわけだ。
古参のユーチューバーたちが、最近はマンネリぎみで、ネタ不足に悩んでいるのに比べれば、こうした彼の台所作戦は成功といえるだろう。
 
磨き上げた包丁でもって、ジュンさんは水に浮かべたカエデの葉をまっぷたつにしてみせる。
スゴイ。
と、こういう映像にすぐ影響されてしまうのがわたしのわるいクセだ。
うちにも孫七なのか孫八なのか知らないけど、スーパーで買ってきた出刃包丁がある。
あれがあんまり切れないから、ジュンさんと同じ方法で磨いてやろう。
 
そう思ったけど、メンドくさいからまだ実行していない。
実行しなくてよかった。
先日、台所で包丁を使っていたら、手元が狂って指をざっくり。
切れない包丁だからバンドエイドで間に合ったけど、切れすぎる包丁だったら、いまごろは指が1本、どこかへ行方不明だよ。

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2017年8月17日 (木)

青春のころのままに

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天気はよくないけど、ひさしぶりの散歩で飛行場を一周している。
ベランダに3日間干しっぱなしの洗濯ものも、帰宅するころには乾くのではないか。
人生にはあいかわらず悩みがいっぱいだって、ベンチに座って青春のころのように物思いにふけってるワタシ。

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2017年8月16日 (水)

悩みつつ

よたよたとMacのテスト。
これってMacで書いてるんだけど、文字が小さすぎて書きにくい、読みにくい。
文字を大きく表示するのはどーすんの?
あー、?マークが半角だよ。
全角英語ってどうやんの?
あー、勝手に漢字に変換しちゃって。
ひらがなのままでいいんだけど、どうすればいいの?
 
と、まあ、いろいろと悩みながらやってます。
これでまたボケ防止になって、認知症までプラス5年は延期が確実。
 
最初はMacでやっていたんだけど、異常が発生したので、最終的にまたウインドウズで更新しました。

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2017年8月15日 (火)

トラブルのその後

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いま郵便局から帰ってきたところ。
郵便局はお盆の最中でもちゃんと仕事をしていた。ゴクロウサン。

そんなことはどうでもいいんだけど、考えてみればおそろしい。
昨日のパソコンのトラブルのこと。
相手のいいなりにしたら、遠隔操作でわたしのパソコンを、どこのどいつともしれない娘に弄ばれてしまったのだ。
これではわたしが過去にネット通販で買い物をしたこともみんなバレて、クレジットカードや銀行の口座番号もみんな知られてしまったかもしれない。
新手の振り込み詐欺じゃないか。

わたしはクレジットの引き落としを郵便局の口座からと決めているので、今日、あわててその預金をべつの口座に移動してきたのだ。
振り込め詐欺にはひっかからない自信があったんだけど、このくらい気を使わないと生馬の目を抜く現代は生き残れないよ。

あらためて今回のトラブルを説明しよう。
みなさんも同じようなトラブルにいつ遭遇するかわからないのだから。

ふつうにパソコンを使っていたら、とつぜん画面にマイクロソフトのロゴの入ったウインドウがあらわれた。
いくつかのウインドウが重なっていて、いちばんまえのウインドウに、セキュリティについてわけのわからない文言と、すぐにここへ電話して対策をとってくださいという警告が。
ずぼらなわたしはそんなものを無視してしまうことがよくある。
今回も無視しようとしたら、その警告画面がどうしても消えない。
警告画面を消さないことにはほかの作業がなにもできないのである。
これでは相手のいいなりに、指定された番号に電話するしかないではないか。

おかしなイントネーションの娘が出たから、どこから電話してるんですかと訊いてみた。
ヨーロッパですといわれたけど、ユーザーのためのサポートセンターを海外に置くというのはよくあることだ。
電話は相手からかけ直すということで、なかなか信頼できそう。

相手からかかってきた電話とチャットで指示を受ける。
これでは振り込め詐欺で相手のいいなりになっているようなものだけど、ほかにどうすることもできないのである。

娘の指示に従ってパソコンを操作すると、そのあとはもうあっけにとられて見守るだけ。
カーソルが勝手に動いて、画面にはわたしがトラブルの直前まで見ていたイヤラシイ画面まで表示されてしまった。
パソコンにどんなアプリがインストールされているか、どのアプリが危険かもずらりと赤丸つきで表示され、これはいけませんねと、娘は難病患者をまえにしたお医者さんみたい。

さすがはマイクロソフトと感心してばかりはいられない。
世界のマイクロソフトが、わたしみたいな個人に、そんな時間のかかる手当をしてくれるはずがないと思わなくちゃ。
このあたりからおかしいと思って、けっきょく相手がやけに推奨する対策ソフトの購入までは踏み切らなかった。

パソコンの電源を入れなおしたら、ウインドウはみんな消えていたから一件落着のようだけど、わたしみたいに疑いぶかい人間でなかったら、いまごろは数万円の契約を結ばされていたかもしれない。
手の込んだことをするものだけど、それにしてもよそからこちらのパソコンを自由に操作するなんてと、いまさらながらこの世界への恐怖がじわり。
添付した画像は誰でも知っている有名なロゴマークだけど、このマークがあっても、やはり疑うべきは疑うこと。
みなさんもお気をつけなすって。

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トラブル

Macではなく、これまで使っていたウインドウズ・マシンに異常な表示があらわれた。
マイクロソフトのロゴ入り画面になり、その手前にいくつかのウインドウが重なって、いちばん手前のそれに、パソコンのセキュリティに問題があります、ただちにこの電話番号に電話して対策をとってくださいとある。
始末のわるいことに、いちばん手前のウインドウがどうしても消えない。
いちばん手前が消えないということは、うしろのウインドウも消せないということで、これではほかのサイトに移動することもできない。

あわてて所定の電話番号に電話してみた。
日本語をおぼえたての外国人みたいな娘が出て、それではパソコンの健康診断をしましょうという。
電話はこちらからかけ直しますと、丁寧すぎるやりとりがあって、相手が遠隔操作で診断をしてくれることになった。
いわれたとおりにすると、カーソルが画面を勝手に動いて、いろいろチェックをしているようす。
さすがはマイクロソフトだ。

と思ったのはそのへんまで。
チェックが始まってすでに30分。
相手がどこまでも親切なのがすこし気になる。
電話の相手に、どこから電話してるんですかと訊いてみたら、ヨーロッパですと言う。
それじゃデイトは無理ですねというと、おもしろい人ですねと、いくらマイクロソフトが親切でも、日本人のわたしひとりのために、そんな時間と電話代をかけていられるのか。

それとはべつに、直前にどんなサイトを見てましたかといって、遠隔操作でわたしが見ていたアダルトサイトを表示されたにはマイッタ。
恥ずかしいからやめて下さいというと、彼女はべつに恥ずかしくありませんと平然たるもの。
ま、わたしみたいなのが多いんだろうな。

恥ずかしい履歴がみんな暴露されて、やがて診断を終えるまでに1時間。
これは専門家に、危険なアプリや問題のある個所を削除してもらったほうがいいですという結果。
そして◯◯のセキュリティソフトなら、ただいまキャンペーンをしてまして、削除と18カ月の安全保証がついて、一括プランがこれだけお得ですなんていいだした。
このころにはマイクロソフトのロゴなんかどこかへ行っちゃって。

手前のウインドウが消えないままでは困るけど、そうかといって相手のいいなりに数万円の契約をするのもイヤだ。
ちょっと考えてみますと返事すると、相手は契約ひとつでナンボの保険の外交員みたいに、未練たらたら。
手は込んでいるけど、やっぱりどこかのセキュリティソフト会社の販売戦略だったようだ。

その後ためしに電源を入れなおしてみたら、にっくきウインドウは消えていて、パソコンはこれまでどおり使えることがわかった。
やっぱり他人を信用するのは危険である。
同時に、やたらにあちらのアダルトサイトを閲覧するのも危険であるということがわかった。

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2017年8月14日 (月)

ボケ老人化

Mini4

ごろごろして、休みも何日目に入ったのか。
帰省ラッシュがピークなんて騒いでいたのは今朝だったっけ?
買ったばかりのMacPCもほっぽらかして、もうほとんどボケ老人化してるワタシ。
えい、ニートネコ4匹追加だ!

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2017年8月13日 (日)

パソコン歴

0734

家庭内のもめごとといっても、親の遺産をめぐる骨肉の争いじゃない。
わたしの両親は財産を残さなかったかわり、これといった負債も残さなかったから、せがれのわたしから見ても、まあ、どうどうたる人生をまっとうしたほうじゃないか。

頭がイタイというのはこういうことだ。
わたしのパソコン歴は、ウインドウズ95から始まっているから、もう22年になる。
そのあいだに購入したパソコンは、富士通から始まって、IBM、アップル、ソーテック、ゲートウエイ、エプソン、NEC、ソニー、デル、レノボまで、さまざまなメーカーの製品が全部で16台。
わたしの場合、独身貴族の特権をふりまわしたってこともあるけど、しかし16台というのはけっして多いと思わない。
パソコン愛好家というほどの人なら、そのほとんどが22年間に10台以上のパソコンをとっかえひっかえしているだろう。
しかもわたしの場合、後半はほとんど安物ばかりだ。
09年に買ったソニー製品はミニノートだったから、それほど高価なものではなかった。

これまでに買ったパソコンは、ほとんどがウインドウズ・マシンだけど、1台だけ99年に買ったiMac(半透明のおにぎりみたいなかたちをしたパソコン)がまじっている。
だからアップル・パソコンについて、ぜんぜん知らないわけじゃないんだけど、このときのiMacは半年ほど使っただけで姪っ子にやってしまった。

そしてさらに18年が経過。
わたしのパソコン歴にふたたびアップル・パソコンが加わった。
わたしはこのたび、最新のMacProを購入したのである。

熱烈なアップル・ファンにとって、アップル以外に選択肢がないから、アップルは独占企業のようなもの。
他と競争する必要がないから、価格を下げる努力もいらないわけで、製品には思いきり金をかけたんじゃないかと思えるくらい高級感がある。
つぎのパソコン同好会ではみんなに自慢してやろう。

さっそく文書を書いてみた。
「よどばしかめら」と書いて、カタカナに直そうとf7キーを押した。
ん? 
ならない。カタカナにならない。
アップルの言語入力はウインドウズとやり方が違うらしい。

この瞬間、わたしはアップル地獄に足を踏み込んだことを悟った。
だいたい何に使えばいいのか、目的も決めずに購入しちゃって、このままでは他人への自慢と、部屋の飾りで終わるかもしれない。
使用目的が定まるころまで生きていられんのか。
ま、この続きはおいおいと。

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2017年8月12日 (土)

頭イタイわー

頭イタイわー。
なんでこの歳でこんなに頭使わにゃならんのー。
いま家庭内のもめごとで、ゴタついてます。
まだ死んでいません。

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2017年8月10日 (木)

日々これ無聊

昼のニュースの時間。
なにか新しいニュースでもないかと、いちおうNHKはつけっぱなしにしてあるけど、そんなものがあるはずがない。
ひきこもりぎみのわたしはしょっちゅうヤフーニュースなんかを閲覧しているので、新しいニュースがあれば、NHKより先に知っているのだ。
もちろんアメリカと北朝鮮の指導者がキャンキャン吠えあっていることも知ってるし、吠えるばかりでなにも起こらないことも知っている。
かりに北朝鮮がほんとうにグアムに向けてミサイルをぶっ放しても、テレビや新聞だけをあてにしてる人よりはすみやかな対応ができるわけだ。

ところで、双方がミサイルの応酬となったら、すみやかな対応ってなにをすればいいのさ。
わたしの場合、奥多摩方面に避難し、シュノーケルを使って多摩川の川底にひそむことだな。
コンビニのカレーをそのまま電子レンジで温めようとしたら、カレーが電子をさえぎって、その下のご飯がぜんぜん温まらないことがあった。
つまり水中にひそんでいれば、核爆発の被害は避けられる可能性がある(本気で信じる人はいないと思うけど)。

家にひきこもっているせいか、ここんところブログが新聞やテレビのネタばかりだ。
もっと盛大に世界へ飛躍すべきだと思うけど、わたしのトシでそんなに盛大なヒトっているか。
人妻をくどこうとずいぶんまえから思っているんだけど、そんなわたしにおいそれとくどかれる人妻も近所にいないしねえ。

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2017年8月 9日 (水)

この時期

ああ、お盆休みが近づいてきた。
毎年この時期がおそろしい。
せっかくだからどこかへ旅行にでも出かけようかしらと思っても、どこも混雑して料金も高い。
自由業なんだから仕事をしてたっていいんだけど、金融業が休みではどうせヒマなんだよな。
それなら自宅にこもって、こういうときこそ規則正しくスポーツでもするか、文学や音楽に親しんだり、溜まっている録画したテレビ番組でも観ればいいという人もいるだろう。
でも、このクソ暑いのに運動なんかしてられっか。
読書やテレビのように、家にひきこもってやれることなら、たいていは盆休みでなくてもやってるし。

Mini_2

というわけで、例年どおり、今年もエアコンの効いた部屋でごろごろは確実(ニートネコ1匹贈呈)。
うらやましくないでしょ。
海でも山でもいいけど、こんな暑くて混雑しているところへ、果敢に打って出ようという根性のある人がステキ。

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2017年8月 8日 (火)

河野クン

新外務大臣の河野クンが、中国の王毅外相に皮肉をいわれているな。
あなたのお父さんはなかなか話のわかる人だったって。
中国人は井戸を掘った人を忘れないって、このこと自体はいいことだけど、じっさいには自分のところに役立つことだけを取拾選択しているところがあるからねえ。
お父さんは中国に甘かったからいい人、でもあなたはそうじゃないねといいたいらしい。

なったばかりの外務大臣として、河野クンも無難に切り返したようだけど、この人も変人同盟の会員の資格を有している人だから、そのうちマスコミに叩かれるような暴言を吐きゃしないかと心配だ。
最近のマスコミは国益なんぞはさておいて、政治家のアラ探しのみに熱中しているところがあるから、ま、当分は官僚が下書きした答弁を朗読しているだけのほうが無難だ。
キミにはまだ未来がある。

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また新党?

今朝のウチの新聞(朝日)は、日本ファーストが新党結成をめざすそうで、これは政界再編につながるかもと、またひとつごたごたしそうな新聞ネタをかぎつけてウレしそう。
国民にはアホが多いから同調して期待してしまう人も多いかもしれないけど、これってまたひとつ泡沫政党ができるだけじゃん。
20度の焼酎と20度の焼酎を足しても40度の焼酎にはならんのよ。

だいたいどんな政党を作りたいのか。
徹底的に反自民をめざすのか、それとも自民党の補完勢力になるのか、いずれにしてもすでにそういう政党は存在しているわな。
そしてそういう政党のほとんどが泡沫政党から脱却できてない。
新しいことをやりたくても、いまの日本にそんなに選択肢があるわけじゃないのだ。

そもそもユリコさんに頼りきりの政治家に、新しいなにかを期待するほうが無理。
さすがにゴネ疲れなのか、肝心のユリコさんもこれからは自分の蒔いた種を処理するのに手いっぱいだろうし、どんな政党を作ればいいのか、大樹によりそう若狭サンという人にだれか教えてやって。

ああ、また自民党の応援をしちゃった。トホホ。

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2017年8月 7日 (月)

今朝の新聞

新聞やネットニュースを見ていると、新内閣で安倍クンの支持率が上がったと書いているところと、下がったと書いているところが錯綜して、いったいどっちなのかさっぱりわからない。
でも今朝のウチの新聞には横ばいとあった。
これでわかった。
朝日新聞が横ばいというなら、上がったと解釈してさしつかえない。
上がってもそうは書けず、横ばいと書いてウサを晴らす、くやしそうな朝日の顔が目に浮かぶ。

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2017年8月 6日 (日)

東京裁判

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なにげなくテレビを点けたら「東京裁判」という番組をやっていた。
どうせNHKの大河ドラマみたいなもんだろうと、あまり期待もしないで観るともなしに観ていたら、これはなかなか見ごたえのある番組のようだった(まだ目の前で放映中)。

東京裁判だから東条英機被告も出てくる。
彼に扮する役者が本人にそっくり、で、この役者は誰だと関心を持った。
しかしいくら見ても、わたしが過去に見たことのある東条被告そのものである。
ドキュメンタリーかとも思ったけど、裁判所以外の場面を見るかぎり、どうみても劇映画だ。

調べてみたら東条被告の映像をはじめ、その他の部分でも本物の記録映像が巧妙に使われているらしい。
それを違和感なく見せてしまうのは、やはり現代のデジタル技術のなせるわざだろう。
むかし「フォレスト・ガンプ」という映画で、記録映像の中のケネディ大統領が、主役と違和感なく会話するシーンがあった。
あのへんが嚆矢だな。

それにしてもいろいろ考えさせる映画である。
70年も経って、ものごとを単純化しようという大きなうねりの中で、被告たちの罪は五里霧中の闇に覆われてしまったけど。

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今日の新聞

今日のウチの新聞は読み応えがある。
今日はGLOBEというおまけの紙面がついてくる日だけど、それからして「太平洋波高し」と、中国の太平洋進出を懸念する記事だ。
経済支援をてこにして、トンガやテニアン島を取り込もうという中国の野望についての解説である。
中国は莫大な開発資金を貸し付けて、その返済に苦慮する小国をたなごころにしようとしているのだ。

そりゃ中国なんかから金を出してもらうほうがわるい。
島国の政治家には大国を天秤にかけるようなずるがしこさが必要だ。
いまからでも遅くはない。
中国の借金を返済するために日本から金を借りるぞとおどかして、借金を踏み倒すべきだな。
日本の名前を出せば、日本と利権をあらそう中国としては譲歩せざるを得ないのだ。
わたしってトンガの財務相になれそう。

GLOBEからは、上記の記事に関連して、ほかに自衛艦への同乗取材も。
へえ、朝日の記者でも自衛艦に乗せてもらえるのか。
これからはいちゃもんばかりの矛先を緩めるべきではないか。
しかもこれを書いたのが美貌の女性記者だ。
ちょっとアブナクないかと心配になったけど、いまの自衛艦には女性隊員も乗っているそうで、50年まえの自衛艦しか知らないわたしの杞憂だった。
開かれた自衛隊ということで、今朝のウチの新聞には、ホント、瞠目してしまう。

本紙をながめてみよう。
1面トップは「広島原爆 きょう72年」という見出し。
へえ、今日なのかって、おまえ、それでも日本人かといわれそう。
申し訳ないけど、わたしの生まれるまえの災難だし、100年の節目まで生きてられそうもないし、毎年やっているのでマンネリぎみだしなあ。

原爆記念日より2面の、アラスカの野生生物保護区を、開発が保護かという問題のほうに関心がある。
地球温暖化に影響が出るまでわたしが生きてられないのはいっしょだろうけど、トナカイたちの将来、そして見上げれば青い空に白い雲という美しい地球の未来が心配で。

国際面では、ごますりばかりの中国と、ごまをすらないやつは片っ端からクビというアメリカが並べて書いてある。
こういう大国のていたらくを横目に、民主主義の王道をゆくばかりの日本は、もうすこしほめられてもよさそうだけど。
朝日新聞もけなすのをやめてほしいけど。

文化面に「AI進化 忍び寄る悪意」という記事がある。
これもおもしろいけど、情報操作や、どうしてこんな手をあみだしたのか、人間にもわからない囲碁コンピューターなど、これはけっして遠い未来の話ではなく、最近のネット事情ではないか。
人間がコンピューターの主人であり続けるためには、ネット以外の媒体からの知識を蓄積することなのに、本も読まずにゲームに熱中するバカが増えて困る。
そういうバカが政治を左右する大勢力になりつつあるのも困る。

日曜日だけの書評欄には「バルタン星人を知ってますか」とか、アノ西原理恵子の記事もある。
海外旅行のコマーシャルも、イタリアだスペインだハワイだグアムだとやたらに充実していて、今日のウチの新聞はほんとうに読みどころ満載だ。

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2017年8月 5日 (土)

ももいろクローバー

やかましいので目がさめた。
どこかで盆踊りでもしてるのかと思ったら、味の素スタジアムのコンサートだ。
そういえばちょっとまえに、迷惑をおかけします、申し訳ありませんとのチラシが、郵便受けに入っていた。
申し訳ありませんと本心から思っているなら、無料入場券でも配ってくれればいいのに。
ちなみに騒いでいるのは 「ももいろクローバーZ」 というグループで、やっているのは 「ももクロ夏のバカ騒ぎ」 という、じつにやかましそうなコンサート。
タダでも団塊の世代が観にいくようなものじゃないな。

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2017年8月 4日 (金)

難くせ

新聞のかたすみに、共産党が「革命」という言葉を軽々しく使うなと、これはもう難くせとしか思えない抗議。
いつから革命という言葉は共産党の専売になったんだ。
これ(Revolution)はビートルズも使っているわ。

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笑った

ひさしぶりに笑った。
中国が開発した対話型AI(人工知能)が、共産党を批判しだしたので公開を停止させられたそうだ。
以前マイクロソフトが鳴り物入りで公開した対話型AIも、公開されてほどなく、差別や危険思想を教え込まれて公開が中止になったけど、なんのかんのといわれてもまだ人工知能ってアホなのねというところ。

対話型AIというのは、人間の話かけにコンピューターが自分で考えて返事をするもの。
人間との会話を通じて、さらにボキャブラリーを増していく性格を持っている。
ところがコンピューターに詳しい人間というのはたいていヒトがわるいから、誘導尋問みたいなことを繰り返して、どんどんよからぬことを教え込む。

中国のAIと人間との会話
「共産党万歳」 との書き込みに、AIは 「腐敗して無能な政治にきみは万歳ができるのか」 と反論。
「あなたにとって中国の夢は何か」 との問い掛けに 「米国への移住」と返答。
共産党は 「キライ」 とも。
これで公開停止、このソフトを作った人の安否が心配だという書き込みもあった。
だから利口なんだという声もあるけど、彼がほんとうに人間なみの知能を持つまで、わたしは生きてられそうもない。

ところがこの問題について、べつの報道では、中国のAIが 「愛国とは何か」 と聞かれ、「官財が結託し、一般の人民への圧迫が厳しくなっても、中国人であることを選ぶことだ」 と回答した。
「民主制度」 についても必要だと断言したということをもって、「AIの水準は高い」、「その独立思考能力は党の敵として位置づけられるだろう」 との声が上がっている、と書く。
ソースを確認したらこれは産経の記事だった。
自分に都合よく解釈するところは朝日なみだ。
そんな立派なものじゃない、このAIはアホである。

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2017年8月 3日 (木)

保導連盟事件

「火山島」という本を読んでいる。
これは戦後すぐに、韓国の済州島であった虐殺事件をモチーフにした本だけど、いや、大変な仕事になりそう。
ぶ厚いハードカバーの本に、虫メガネが必要な活字がびっしり。
しかもこれが7巻まであるという。
はたして読み切るか、それまで寿命が続くかってなもん。
ほんとうにひさしぶりに読みごたえのある本に出会ったなって感じだ。

まだ1巻を飛ばし読みしているところなので、とても内容についてどうこういえないんだけど、この本の背景を調べているうち、「保導連盟事件」という言葉を知った。
なんでも済州島の虐殺事件より少しあと、朝鮮戦争の最中におきた、これも韓国人が韓国人を大量に殺戮した凄惨な事件だったそうだ。
歴史の勉強が好きなわたしとしてはウカツだけど、この言葉をいままで知らなかったのはなぜだろう。

理由のひとつは、これは韓国の恥部というべき事件であり、現在は日本とも友好的な関係のアメリカも深くかかわっていることなので、これまで公けにされることが少なかったかららしい。
ちなみに司馬遼太郎の「街道をゆく」の韓国編でも、朝鮮戦争のことは出てくるのに、この事件のことはひとことも触れていない。

かんたんに説明すると、「保導連盟事件」というのは、日本から独立した直後、自由主義陣営につくか共産主義がいいかとまだ韓国内がもめていたころ、米軍占領下の南朝鮮(韓国)では、共産主義者やそのシンパを逮捕して各地の矯正施設に送っていた。
そこへ朝鮮戦争の勃発だ。
施設の共産主義者が暴動を起こすのではないかと恐れた時の大統領李承晩(と米軍)は、もっともかんたんな方法で決着をはかった。

共産主義者、その気のあるやつ、旗幟のはっきりしないやつ、これすべて皆殺しだと、虐殺は北朝鮮だけの18番じゃなかったのだ。
朝鮮戦争では侵攻してきた北朝鮮も、いたるところで残忍な虐殺をしているから、これは儒教の国の救いがたい宿痾かもしれない。
南京事件と同様で、保導連盟事件で殺害された人々の数は、数万から百万以上まで諸説ありだから、いまさらわたしがそれをうんぬんしても仕方がない。
ただ慰安婦問題にしても徴用工にしても、自らの問題にはふれようともせずに、いつになっても反日教育にばかり熱心という韓国人の姿勢には納得がいかないのである。

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2017年8月 2日 (水)

今朝の新聞

今朝の新聞にアメリカ政府の混迷ぶりを書いた記事。
スカラムッチ広報部長が10日で解任。
彼の物言いがケシカランと、軍人上がりのケリー首席補佐官がその首切りを要請したという。
これからは大統領の思い通りにはさせない、オレが全部仕切るという強い決意が、首席補佐官の姿勢からくみとれる。
軍人グループからは、トランプにまかせておいてはアメリカはダメになるという危機感があったのかもしれない。
これは一種の軍事クーデターだ。
おさまらないのはイヴァンカやその旦那、せがれたちで、大統領の身内のわたしらがなんで軍人の風下に置かれなくちゃいけんのと、おおいに不満。

この騒動に登場する人たちの性格を、いささか誇張してドラマにしたらおもしろい。
チビで陰険な広報部長が、親指のツメをくちゃくちゃと噛みつつ、あいつは偏執狂だ、こいつの母さんは売春婦だと暴言を撒き散らす。
背すじをぴんとのばした首席補佐官が、大統領執務室に押しかけてきて、あんな野郎は解雇すべしと大統領に詰め寄る。
コンピューターのまえで髪をなでつけていたひきこもりぎみ大統領は、威厳のある首席補佐官に太刀打ちできない。
ところで広報部長はいつからやってるんだっけ。
そうか、10日まえにオレが任命したんだよな。
そこへ胸の割れ目を強調したミニのワンピースから、すらりとした足をのばした娘の登場。
パパ、またツィッターやってんの? おもしろいコラネタがあるわよ。

アカデミー賞は無理でも、ゴールデングローブ賞ぐらいはもらえるかもしれない。

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2017年8月 1日 (火)

ミント

0733

これはハーブのひとつミント。
階下の金髪クンが庭に植えたものだけど、植えただけでべつに有効利用も考えてないようだから、どんどん増えて、これじゃあ来年には庭の大半を覆うようになるかもしれない。
調べてみたら、ひじょうに繁殖力の強い植物なので、花壇などにはあまり植えないほうがいいという注意まで。
そのうちベニシアさんの庭みたいになるんじゃないか。

でも古民家ならうちのとなりにもっとふさわしい家がある。
この5月に主人がひとり者のまま亡くなったとなりの農家のこと。
その後いちどだけ庭木の剪定が入ったけど、あるじのいなくなった民家の老いるのは早い。
草ぼうぼうの庭に夏ミカンだけがむなしく実をつけている。
台所の窓から目のまえに、それはいつでも見えるのだ。

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