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2017年9月14日 (木)

強欲

小泉さんちの進次郎クンがまじめに政治をしている。
「こども保険」の財源にするために、富裕層に年金返上を呼びかけているんだけど、アイディアはいいものの、実現はむずかしそう。
なんとなれば、この世で金持ちほど強欲な人々はいないからだ。
すでに有り余るほど財産を持っていても、やはり年金は自分たちの権利だとゆずらないに決まっている。

たしかに、強欲のエネルギーが彼らを富裕層に押し上げたということもできる。
わたしみたいに無慾恬淡とした人間が、いまだに底辺であえいでいるところをみると、それはトッテモ説得力のある言い分に聞こえてしまう。
「オレはそれだけ社会に貢献してきたんだ」。
「もらえるものはもらう権利がある」。
ゴモットモ・・・・・

ひとついいたいのは、富裕層の栄華なんてせいぜい一代二代かぎりのものだということ。
日本が落ち目になれば、彼らの孫、ひ孫の運命も暗転する。
ほんとうに自分の子供たちのことを考えるなら、未来を背負って立つ子供たち全員のために、長い目で見た投資をすることだ。
ちょうど明治時代の富豪たちが、若者たちへの教育の機会均等政策に協力したように。

でもいまどきそこまで太っ腹な金持ちがいるかしら。
「明治時代とちがって、現代は、誰がいつ斜陽になるかさっぱり予想のつかない時代なんだ」。
「かって栄華をきわめたIBM、コダック、没落した東芝やシャープ、流通革命を目指したヤオハンやダイエー、オピニオンリーダーを自称した朝日新聞、もうすぐ落ち目になるサムスンやヒュンダイなどを見よ」。
「金持ちだって自分のことだけ考えるのに精一杯で、いま蒔いた種が収穫できる日のことまで考えちゃおられんよ」。
ね、やっぱり金持ちほど強欲でしょ?

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