新聞まとめ読み
いま旅のあいだ止めておいた新聞をまとめ読みしていた。
今回の旅行は4日間だけど、そのあいだにいちゃもんをつけたくなる記事がいっぱいだ。
まず出発した日の夕刊に、国連特別報告者というわけのわからない肩書きのジョセフ・カナタチさんが、日本の政治の抑圧的傾向について発言していた。
わたしのブログを気にしたのか、肩書きについて解説があり、国連から任命される専門家だそうだ。
専門家なら中国とか、検事が全員一致の韓国とか、ほかに建設的な議論をすべき国はたくさんあるでしょ。
旅の2日目はカズオ・イシグロさんのノーベル文学賞が一面トップだ。
でもわたしはこの人の本をひとつも読んでないので、意見はさし控える。
それとはべつにして、以前にも書いたけど、わたしはノーベル賞の欺瞞も知っているので、そんなものにいちいち騒がない。
それより総合面で、あいかわらずウチの新聞の反自民ぶりがおもしろい。
マンガ家の小林よしのりサンもなにか言ってるけど、資本主義の停滞を解決するのに、立憲民主党に期待だって、どこからそういう結論が出てくるのかしら。
オピニオン面では中村文則クンという、この人は作家だそうだけど、まだ若いせいか青臭すぎる意見をご披露していて、その下の佐伯大学教授の意見と好対照。
わたしの留守中に与野党の党首討論会があって、今回のそれはなかなかおもしろかったようだ。
やはりいちばんまともで、まともすぎておもしろくなく、世論を味方にできない自民党って、やっぱり国民のほうがオカシイと思う。
ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)がノーベル平和賞だって、7日の新聞の1面トップだ。
でもこういうのって、じっさいに廃絶に成功してからもらうべきもんじゃないだろうか。
期待は得てして裏切られるというのは、過去のこの賞の受賞者が証明しているのに。
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