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2017年11月25日 (土)

伝統と文化

韓国が観光客の減少に悩んでいるという。
平昌オリンピックに日本人が来なければ、うちも東京オリンピックに韓国人を行かせないと、そんな乱暴なことをいった韓国のお偉いさんがいたけど、なんで韓国に観光客が行かないか、ちょっと考えればわかるのに。

日本人はものごとにそれほどこだわらないので、平将門のような極悪人でも死ねば神様だ。
そういうことで古いものを大切にする。
日本のあちこちに古い神社や仏閣が残っていて、重要な文化遺産であると同時に、貴重な観光資源になっている。

ところが韓国では、これは日帝支配の残滓だなんていって、そういうものをぶっ壊すことをことをためらわない。
まえの政権が作ったものはケシカランというのも伝統で、新しい大統領は、前政権の業績を徹底的に否定するところから始める。
これでは継続した文化や伝統は育ちようがない。

この点ではまだ中国のほうが救いがある。
貧乏で新しいものを建てる余裕がなかったという事情はあるにせよ、かって日本や西欧列強が作った建物が、いまでも中国各地に健在で、それがかえって文化遺産、観光資源になっている例がいくつもある。
中国の東北地方では、(日帝時代の)満鉄のアジア号が博物館に展示してあるというし、それを復元して走らせようという企画まであるそうだ。

明治維新で新しい政府の重鎮になった大久保利道は、前政権である徳川幕府の政治を研究して、それが神社仏閣にまで維持費を支出していたことに感心したという。
なんでもかんでも過去を否定すればいいってもんじゃない。

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