今朝の新聞
今朝のウチの新聞のオピニオン面に、「フェイクとどう闘うか」という記事があって、ナチスのホロコーストを否定する者たちと、裁判で闘って勝利を収めたデボラさんという歴史学者が取り上げられていた。
わたしはデボラさんのことをぜんぜん知らなかったけど、フェイク(うそ)ニュースが世界に影響を与えようという時代に、それを見破るということはもちろん大切なことだ。
問題は朝日新聞が、デボラさんがいってる危険な兆候を、そっくりなぞっていることである。
デボラさんは「日本の慰安婦問題や南京大虐殺はなかったという論も同じではないでしょうか」といってるそうだけど、日本でも大勢の人が、朝日新聞のフェイクニュースを論破するために闘った。
慰安婦は朝日新聞が言ってるようなものなのか。
南京大虐殺を否定はしないが、その数字の真実はどこにあるのか。
こうしたことを明らかにするのと、デボラさんの闘いは同一線上にあると思われるのに、朝日新聞は都合のわるいところはボカし、自分たちの都合のよい部分だけを強調して、つまりオピニオン面で注意すべきこととして挙げられていることを、そっくりそのまま自分たちが行っているのである。
こういうことに注意をすること、それがフェイクに惑わされない秘訣だ。
まさか朝日新聞は実例として、自分のところの記事を持ち出したわけじゃないだろうねえ。
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