権威主義
新聞の訃報欄に小さな記事。
サンフランシスコ市長のあの方が亡くなったそうだ。
あまりのグッドタイミングに、ネット上には殺られたんじゃないかという意見まで飛び交っているけど、わたし的にはどうでもエエ。
夕刊に権威主義についてなんたらかんたらと。
権威主義ってなんのことだろうと記事を読む。
民主主義の対極にあるものらしいけど、全体主義やファシズムとどこが違うんだべさ。
ウチの新聞が書くことだから、気をつけて読まなくてはいけない。
意味は記事の中に説明があって、上からの権威に服従させる考え方だそうで、たとえばトランプさんのアメリカ、そしてプーチンのロシア、習さんの中国みたいなものらしい。
最近そうした考えに寛容な人が増えてきたと、外国の専門家もその流れに警告を発している。
原因はどこにあるのだろう。
わたし個人的にいわせてもらえば、ここ何年かの日本の政治を見つめてきて、民主主義にいささか失望していることも事実。
ウチの新聞(朝日)ばかり読んでいるからよけいそう感じるのかもしれないけど、政策論争などあっちに置いて、ただもう政治家の足を引っ張ればいい、評判をおとしめればいいという記事ばかり。
みんながみんな勝手なことばかり言い張って、いつになっても何も決められないのが民主主義なのか。
えい、いっそのことクーデターでも起こしてもらって、しばらく自衛隊に政治を担ってもらおうかと考えたくなってしまう。
わたしが健康診断に行くと、血圧を測った医者は、かならず薬を飲め、病院へ行けという。
これが権威主義でなくてなんなのか。
個人に自由があるごとく、病気にも例外があるかもしれないのに、あたまからこうしなさいの一点張りだ。
いわれ続けてもう10年以上、医師のいいつけを無視して、薬も飲まず、塩分もフツーに摂取しているわたしこそ、権威主義に対する最前線の活動家ではないか。
あした脳梗塞で倒れたらみんなに笑われそうだけど、ほんらいの抵抗運動というのはキビしいものなのだ。
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