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2017年12月 8日 (金)

飢える国

驚異の2枚腰。いや、3枚腰か。
いまの北朝鮮のこと。
ICBMの成功を祝って平壌でパレードが行われたというんだけど、いまの北にそんな余裕があるのかしら。
経済制裁のおかげで電力もカツカツで、パレードの行われている通り以外はまっ暗だそうだ。
あいかわらず自国民の困窮なんか一顧だにしない正恩クンである。

電力だけじゃなく虫下しも不足しているようで、先日非武装地帯から脱走した兵士なんて、お腹の中が回虫でいっぱいだったという。
おそらく人糞まみれの野草でもなんでも、食わずにいられない生活なのだろう。
たまに虫下しが支給されると、わずかな金銭を得るために、それをみんな市場で横流ししてしまうので、兵士のふところ、いや、腹には入らないらしい。

最近日本海側に北朝鮮の木造船が相次いで漂着しているけど、これも食糧事情がひっ迫した北が、かわいそうな下級兵士を、遊んでいるなら漁師でもやって食い扶持を稼いでこいと、冬の日本海に送り出しているにちがいない。
十分な装備も、ろくな漁師の経験もなしに送り出された兵士たちが、遭難するのは当然といえば当然。
冷たい海の中で、最後の瞬間に母親の名前を呼んだ兵士のことを思えば、とても彼らを責める気にはなれない。

これではもはや国家の体をなしていない。
ほかの国、たとえば中国でさえ、易姓革命で政権が倒されても不思議じゃないのに、ほんと、正恩クンの土俵際のねばり強さ。
こういう国もめずらしい。
ここまで落ちぶれて、政権打倒の声が出てこないとは、いったいどういう国なんだ。

それでもやっぱり真綿で首をしめる経済制裁は効果がある。
こういう国に武力で制裁なんか加えると、窮鼠猫を噛むで、ヤケッパチになってなにをするかわからないけど、中国、ロシアを巻き込んで、とことん干しあげれば、命の惜しい正恩クンは自らが先に核ミサイルを使うわけにもいかず、ジリ貧が確実だ。
少々の人道支援なんかしても、それが一般庶民の手に渡るはずはないのだから、あの国の国民には、もうすこしだ、頑張ってほしいというしかない。

しばらくまえに中国で、民衆の反乱にあって崩壊した古代の王朝の、ごみ捨て場から発見された女性の遺体を見たことがある。
もちろん発見されたのは人骨で、その彼女の下半身、つまりアソコには牛の角が差し込んであった。
彼女が虐殺されたことはまちがいがない。
いまの北朝鮮のような抑圧的な独裁王国で、国民の怨嗟の的になるほど、彼女は無慈悲で驕慢な女王だったのだろう。
あるいは暴君の旦那のまきぞえをくらっただけかもしれないけど、正恩クンの美人の奥さんがそうなるまであとどのくらいか。
民衆の怒りはもうそこまで迫っているはずだし、亡命を引き受けてくれる国はどこにもないぞ。

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