今朝の新聞
わたしは以前の会社にいたとき、◯◯の椎名誠と呼ばれていたことがある。
鏡を見てもべつに似ているような気はしなかったけど、立山へ行ったとき、見知らぬ人から椎名誠さんですかと聞かれたことがあるから、すこしは似ていたのかもしれない。
そんな椎名さんが今日の新聞でぼやいているけど、その心境は現在のわたしの心境に近い。
そろそろ終活と、そのさいのこころの準備とでもいうか。
彼はわたしより年上で、若いころは世界中を旅してまわるような活発な人だったのに、最近では生きる意欲もどうでもよくなって、面倒な用事のある日などは、このまま目が覚めなくてもいいと思うことがあるそうだ。
御同感。
漫画家の伊藤理佐さんのエッセイもおもしろい。
彼女の旦那は、やはり漫画家の吉田戦車だけど、この旦那の性格はわたしに似ているようだ。
奥さんが洗濯して引き出しにしまっておいたパンツを、彼はいつも同じ場所から引っ張り出してはく。
わたしも洗濯したパンツを、同じ引き出しの中に積み上げ、それを上から順番に引っ張り出す。
おかげで下のほうにしまったパンツはいつになっても使われない。
これでは同じパンツばかりが早くイタむと奥さんは心配しているんだけど、漫画家なんてそんなものよ。
わたしも洗濯してくれて、稼ぎもいい奥さんがいれば、もっぱら台所を引き受けるのに。
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