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2018年3月21日 (水)

また香典

前項を書いたあとで、ある人からメールをもらった。
香典についていくらか前項を訂正しなければいけないようだ。

その人は死んだわたしの友人からとくべつの恩義を受けたことがあり、いつかお礼をしなければと考えていたさなかに、友人が急死してしまったので、香典というかたちでしか恩をかえす方法がなかったのだという。
そういう事情があるなら香典についてとやかくいえない。

でもこういう人はほんの少数派で、みんながみんな、おれも世話になったからなんて言い出したら、香典廃止の取り決めもなんにもならないし、その予定がなかったのにお返しを用意する遺族もたまらない。
わたしがいうのは、あくまで義理だ、しきたりだからと、とりたてて恩義を感じてもいないのに香典を出す人たちへのいちゃもんである。
そんな人はいないといわれそうだけど、わたしはそうとうの皮肉屋なので、自分がもらう立場になったとき、しきたり通りにやってくれないと文句をいいそうな人も何人かいたように思う。
わたしのような貧乏人の集まりでは、だれかがその連鎖を断ち切るか、それとも香典という一種の互助システムを、いつまでもだらだらと続けていくかと、考えなくちゃいけないんじゃないか。
死に方を選ぶのが当人なら、その他大勢はできるだけ当人の希望にそえるよう努力すべきだ。

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