きらきらネーム
新聞で成田緑夢クンというスノーボードの選手のことを知った。
いわゆるきらきらネームというやつらしい。
最初は “りょくむ”と読んでみたけど、じっさいは “ぐりむ”と読むのだそうだ。
言われてみればハハンだけど、そんなのありか。
緑は英語でグリーンだから、緑夢で「ぐりむ」。
これなら青夢は「ぶるむ」、山部赤人という万葉の歌人は「れっと」と読めてしまう。
カッコいいかどうかはさておいて、わたしみたいな年寄りにはちょいと理解しにくい名前だ。
親の顔が見たいやと思ったら、緑夢クンの父親は、写真なんかで見てもそうとうにぶっ飛んだ人らしい。
他人が子供にどんな名前をつけようと勝手だけど、自分の子供は生まれた瞬間から、すでに自分の所有物じゃないんだけどね。
といっても聞かない親のひとりか。
緑夢クンの場合は有名になったからいいけど、こういう名前をつけられて、あとで子供が迷惑しなけりゃいいが。
わたしが残念なのは、日本人がひらがなの名前を軽んじていることだ。
場合よっては、とくに女の子の名前では、ひらがなのほうが見た目も美しいという場合もあるのにねえ。
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