今朝の社説
昼メシを食いながら、今朝のウチの新聞の社説を読んでいる。
まったくムチャというか、アホらしいというか、ただもう相手にケチをつければいいという社説だから、論理に矛盾が出る見本みたいな文章だ。
理由をきちんと説明しよう。
日ロ首脳会談についての文章である。
要約すると、ときに秩序を乱すロシアの対外姿勢には毅然と対応しつつ、地域の平和と安定という文脈の中、領土問題を位置づけるべきだということらしいけど、これこそいま安倍首相が取り組んでいる姿勢そのものではないか。
同じ社説の上のほうに、日本政府はロシアのクリミア半島併合について、主要7カ国とともに制裁を課してきたと書いてある。
同時に、安倍政権は昨年、経済担当協力省を新設して、ロシアとの交渉にあたるとも書いてある。
これは安倍政権がウチの新聞の主張どおりのことを実践していることの証明ではないか。
毅然としているかどうかはべつにして、あっちの顔も立てる、こっちの顔も立てる、こういう日本の行き方が気に入らないなら、なにをどうすべきかという対案を示せばいいものを、当然ながら、そういうことは無視していちゃもんに終始するのだ。
秋田犬をもらってうれしそうなザギトワちゃんの顔を見るたび、日本の対ロ独自戦略は十分だと、わたしは思う。
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