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2018年5月 4日 (金)

せまい考え

先日、法事のために田舎に帰省したけど、そのおり親戚の娘に、これからは地球はますます狭くなるんだから、広い視野をもって生きなさいとおじさん風を吹かせた。
ところがどうも反応がイマイチ。
なぜかと考えて、思い当たったこと。

わたしの郷里は、とりたててへんてつのない日本の地方都市としては、意外なことに、居住している外国人の数が多いところである。
バブルはなやかなりしころ、地元企業の人出不足をおぎなうために、政府が音頭をとって日系移民たちの子孫をたくさん受け入れた。
そうやって南米あたりからやってきた人々が居つき、いまではそれなりのコロニーを形成している。
日系移民の子孫といっても、言葉は通じないし、外見は外国人そのまんまという人が多い。

その後の景気の後退で、彼らは仕事を失うこととなった。
それでも日本の快適な生活になれ、家族も呼び寄せた彼らは、日本に居続ける。
そして言葉の問題で、なかなか新しい仕事が見つからないから(いちばん最近はまた事情が変わったかもしれないけど)生活保護を受ける。
べつに彼らに罪があるわけじゃない。

まずいことにわたしの郷里というのは、日本でも有数の保守の牙城だ。
若い人はそうでなくても、年寄りの中には、ライフスタイルの異なる、こういう外国人に対して抵抗のある人が多いんじゃないか。
そんなことはないといわれるかもしれないけど、田舎の人の心理は理解しにくいところがある。
ああいう連中とは付き合うんじゃないよと、親戚の娘もいわれているのかもしれない。
べつに無理に外国人と付き合えといってるわけじゃないけど、美人で健康的な彼女を、そんな理由で田舎に埋もれさせるとしたら、そりゃ罪である。

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