今日の新聞
今朝の新聞のオピニオン面の下のほうに、早稲田の教授さんというオバハンが長い文章を書いていた。
長いので意味をくみ取るのに苦労するけど、要は「忖度されるような指導者は辞めるべきだ」といいたいらしい。
朝日新聞の代弁みたいな意見だけど、この結論を導き出すために、ヒトラーとアイヒマンまで持ち出すのだから大変だ。
このオバハンにいわせると、あるリーダーの周辺に忖度が起こるとき、彼はもはや国家と社会、社会と個人にとって危険な存在であるという。
だから安倍クンは辞めろというんだけど、この言葉に納得できるのは、ヒトラーや、現代の北朝鮮の正恩クンのような抑圧的な暴君の場合である。
北朝鮮なんか忖度に加えて、誹謗や中傷、他人の足の引っ張り合いまで加わるから、国家や個人ばかりか、よその国にまで及ぼす危険は甚大なものになる。
しかしまじめに政治に取り組んでいる政治家に、これをあてはめるというのはどんなものだろう。
まともな政策論争では欠点が見つからない、勝ち目がない。
そこでなんとかほじくり出したのが、本人が知らないところで役人が忖度したという瑕疵だ。
こんな問題で本人が辞めさせられていたらたまらない。
世間にはわたしみたいに出世欲のない人間ばかりじゃないし、権力者の周辺にゴマスリみたいな人間が集まるのは当然だから、これじゃ忖度されるほうはうっかりモノもいえないということになってしまう。
権力者に注文をつけるのはいい。
でも相手の立場でものを考えられない、こういう反体制オバハンまでかき集めて、もっともらしいことをいわせるのは止めてほしい。
彼女の立場が気になったので、肩書きをみたら、大学教授であることは間違いないけど、専門は政治学とあった。
政治学者というのは、これほどはっきりシロクロをつけられるものなのか。
わたしは、たとえば韓国政府から朝日新聞が出入り禁止をくったというような、えっ、どうしてアノ親韓新聞がという事件の真相が知りたいのに、そういうことは一行も触れてないじゃないか。
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