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2018年5月 2日 (水)

今日の朝刊

今日のウチの新聞の見出しは「安倍政権で改憲 反対が58パーセント」というもの。
またウチの新聞お得意の世論調査らしいけど、ウチの新聞の場合、いつも数字をいくらか割り引かなくてはいけないのが、ま、気のドクといえば気のドク。
朝日が58%というなら、ほんとうのところは50%ぐらいだろう。

しかも普通なら無作為に選んだ相手にアンケートとなるはずが、今回は郵送による調査だそうだ。
これでは朝日新聞の読者ばかりにハガキを送ったってことはないのだろうか。
朝日の読者であれば、わたしみたいなへそまがりは別格として、たいていは朝日と同じような思考の持ち主が多いはずだし、無作為に送ったというなら、個人の住所のような秘密情報をどうやって知ったのだろう。
天下の大新聞がそんな姑息なことをするはずがないと思うけど、いや、あの新聞ならあり得るかもしれないと思ってしまうところが、ほんとうに気のドクだ。

だいたい安倍政権で改憲に反対ってなんなのさ。
安倍政権以外だったらいいのか。
どっちにしても自民党政治がとうぶん続くに決まっているから、後継の政権がやることだったら認めるのかと突っ込みを入れたくなる。
とにかく現政権を不倶戴天のかたきとみなし、足さえ引っ張ればいいという姿勢が見え見えだ。

質問のトップに、安倍内閣を支持しますか、しませんかという設問があって、支持が36、不支持が56とあるけど、これはわたしの体感とはだいぶ異なる。
ネットなどをみるかぎり、現政権を支持する人はもっと多いように感じるのである。
世界のどの国にも、経済失速や不平等の増長、政治家の違法行為で不平不満が荒れ狂っている時代に、日本の政治に不満を持っている人がそれほど多いだろうか。
北海道大学の名誉教授さんは、首相の改憲に反対する人は政治意識が高いといっているけど、どんな国にも不満分子はいるものだから、そういう人はマスコミの扇動に乗せられやすい人というべきではないか。
そうでないとすれば、最近のマスコミは低俗だという意識が、どうしてこんな大きなうねりになるのか。
本来ならウチの新聞を支持するはずの小熊英二サンも、このたびはわりあい控えめだ。

6、7面のアンケート詳細をながめても、軍事(戦争をイメージさせる言葉)と、景気対策や福祉などの現実的な経済問題をならべて、どっちがいいですかという事例が多くて、不公平というか、結論を誘導しようという作為が読み取れてしまう。
うまい具合に朝鮮半島は融和ムードだ、いま軍事が必要ですかというアンケートをすれば、そんな必要はないという結果が出るだろうという策謀も読み取れる。
そんなことはないと思うけど、いや、あの新聞だからあり得るかもと思ってしまうところが、やっぱり気のドクといえば気のドクだ。

わたしは改憲をとくに必要としているわけじゃないけど、今日の新聞から感じられるのは、いささかヤケッパチになっている、気のドクな朝日新聞の現状でしかないのだ。

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