正恩クンの涙
今朝の新聞の一面に、改革をめざす金正恩クンが、それがうまくいかないので涙を流したって。
こちらもついもらい泣き。
するかっていうと、とんでもない。
正恩クンはよほど権力を手放すのがイヤらしい。
そりゃまあ、国の財政はすべて自分優先で使え、気に入らない人間は問答無用で合法殺人、きれいな姉ちゃんは腎虚になるまで床にはぺらすことができる。
こんなオイシイ仕事をみずから放棄する男はいないだろうな。
どうして彼は涙を流したのだろう。
対外的なものではなく、国内向けになにか極端な政策変更をねらっていて、そのために同情を買おうってことらしいけど、とうとうアメリカに抵抗する手段はないと観念したのか。
もう我慢できん、戦争だと机をひっくり返したって、アメリカは微動だにせず、粛々と制裁を続けるだけ。
今朝の新聞を読んでも、それだけで北が干上がることは確実。
もはや戦車の燃料もなく、腹ペコの兵士ばかりで、正恩クンには開き直る力すらないのだ。
正恩クンの涙は、どうしてオレだけが、オレばっかりがいじめられるという怨嗟の涙かもしれない。
しかし身から出たサビ、カダフィやチャウシェスクのようになりたくなければ、亡命がゆいいつの手段だけど、いまの彼じゃ中国でさえ引き受けに難色を示すだろう。
気のドクだから奥さんだけは引き受けるって、そして奥さんはまた歌手にもどって日本公演で人気を得るとか、ああ、また脱線してしまう、このブログ。
核やミサイル廃棄だけではなく、トランプさんが一歩進んで、しいたげられた北の民衆の解放にスタンスを移したとすれば、まあ、ノーベル平和賞をあげてもいいかなと、わたしは思っているのだ。
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