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2018年6月 3日 (日)

ドドメ・ジャム

0807

わたしの散歩みちのわきには、いまちょうどドドメが熟している。
ドドメというのは桑の実のことで、養蚕の盛んだったわたしの郷里では、子供のころからめずらしいものではなかった。
小学校の行き帰りによくつまんで食べたものだ。
中国のトルファンあたりでも、これの白い実を見たことがある。
白いから熟してないのかと思ったら、味は日本の完熟したものと同じだった。

散歩みちのドドメは、あまりつまんでいる人を見たことがない。
時期が異なるけど、散歩みちにはビワやヤマモモも実る。
個人の所有地ではないからだれがつまんでも苦情はないはずだけど、やはりそれを収穫しようという人間は見たことがない。
現代の日本では果物は八百屋で買うものと相場が決まっていて、そのへんにやたらになっているものは、お腹でもこわしたら大変という感覚かもしれない。

むなしく地におちるドドメを見ているうちに、これでジャムを作れないかと思いたった。
ドドメの形状はイチゴを小型にしたようなもので、イチゴのジャムならちまたにあふれているし、レシピを読んでも簡単そうである。
さいわいわたしのキッチンには、何年前に買ったのかも忘れてしまった砂糖がひと袋あるので、あれも消費したい。

そういうわけで、昨日は散歩のついでにドドメを摘んできた。
帰宅して水洗いをしたあと、適量の水と適量の砂糖(適量が多いのはレシピ通りの分量がそろわなかったのと、わたしのいいかげんな性格による)をぶちこんで煮立ててみた。
水と砂糖が多すぎて、ジャムほど粘着性のないものが出来上がった。
カレーを作るつもりでスープを作ったようなものだ。
少量の寒天か、かたくり粉でも加えればよかったかしら。

パンに塗れなければ、砂糖代わりにロシアンティーに入れればいいさと、今夜はこれから勇気を出して味わってみるつもり。
添付した画像が完成したドドメ・ジャムだけど、見たかぎりではあんまり気持ちいいもんじゃないね。

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コメント

桑の実(ドドメ・1?)私も小さい頃食べましたヨ、無理なコメントで!!物があってもジャムは作れません、感心しました。コンビニなどで調達しています・・・仕事終わり、一杯飲んで・・・

投稿: こって牛 | 2018年6月 5日 (火) 02時39分

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