古い写真
ちょっとまえに田舎の親戚からもらってきた古いアルバムの写真を、このブログに載せたことがあるけど、そのときおさななじみの女音恋音クンから、古い写真をもっと見たいという反応があった。
でも残念なことに、風景だけを撮った写真はそんなに多くなかった。
むかしはいまみたいに、みんながやたらに写真を撮りまくる時代ではなかったから、フィルム代、現像代を負担してまで、風景ばかりの写真を残したいと考える親戚がいなかったのだろう。
でも残念なことに、風景だけを撮った写真はそんなに多くなかった。
むかしはいまみたいに、みんながやたらに写真を撮りまくる時代ではなかったから、フィルム代、現像代を負担してまで、風景ばかりの写真を残したいと考える親戚がいなかったのだろう。
ここに載せたのは、この3月に寡婦になった親戚の女性の、その父親の団体旅行のさいのものだけど、背景に特徴的なアーチ橋がかかっている。
これはどこだろう。
同じ旅行のさいに撮ったらしい写真がもう1枚あって、それによると昭和29年の鬼怒川温泉のものらしい。
そのころの田舎の団体旅行というと、伊香保や鬼怒川温泉、ちょっと遠くて箱根や熱海あたりが妥当なところだから、たぶん鬼怒川でまちがいないと思う。
だとすればとググってみたら、この橋は龍王峡にかかる虹見橋という橋に似ている。
しかし目を皿にしてにらむと、この橋とは異なる部分もいくつかある。
それじゃいったいどこなのだ。
頑丈そうな橋だから、おいそれと架けなおすことはなさそうだけど、昭和29年(1954)から現在までは64年も経過しており、そのあいだにはバブルの好景気もあった。
やっぱり架け替えられて、現在は存在しない橋と思ったほうがよさそう。
頑丈そうな橋だから、おいそれと架けなおすことはなさそうだけど、昭和29年(1954)から現在までは64年も経過しており、そのあいだにはバブルの好景気もあった。
やっぱり架け替えられて、現在は存在しない橋と思ったほうがよさそう。
くだらないことに安堵しているようだけど、わたしは古い写真をながめて、いろいろ空想するのが好きなのである。
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