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2018年6月 8日 (金)

悔いる

わたしはブログにありのままを書いている。
恥ずかしくて書けないこともたくさんあるけど、すくなくても、書いてあることはウソではないし、自分を美化するような捏造もないはずである。
だから精神分析医が読めば、これだけでわたしの性格を言い当てるだろう。

でも世間は精神分析医ばかりじゃないもんな。
たとえばわたしが自分の墓や死後の始末に対して、無関心であったり、ぞんざいであったりすると、それだけで、こいつは変人だと決めつけられてしまう。
変人というのは世の中の慣習に従わない人のことをいうのだから、それはまあ、間違いじゃない。

しかし精神分析医なら、なぜこの男はこういう変人になったのかと考えるだろう。
わたしの性格を分析してくれる医者が手近にいないから、ここはわたしが自分で性格分析をしてみよう。

幼いころからわたしは引っ込み思案なところがあって、ひとりで虫や植物を相手にしているほうが好きだった。
おかげで人間との付き合いがニガテで、挨拶はできない、敬語は使えない、電話の応答もできないという、常識も知らない人間に育ってしまった。
はじめて社会に出たころのわたしを振り返ると、穴があったら入りたいと思うことがしょっちゅうある。

過去はいまさらどうになるわけもないけど、わたしはそんな自分がイヤでたまらない。
わざわざ墓石を作って、自分のいまわしい過去を記念したいとは思わないし、とにかく早く、だれからも忘れられたいというのが本音だから、自分の骨についてもぞんざいなのである。
変人のかげにはそれなりの悲しみもあるんだけどねと、ふつうにお墓に入りたがっている健全な諸君に告ぐ。

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コメント

僕は酔いどれ君とは小二と中三の時同じクラスでした。その時分は確かにおとなしい子でした。ところが高3の元旦に中学校のクラス会で再会した時、(性格が)がらって変わっていました。明るく、快活で、社交的で積極的に、しかもアグレシブに、これにはちょっと古いですが、「じぇじぇじぇっ」とたまげながら、心の中でバク転をしてしまいました。(当時はそんな驚き方は勿論知りません。)

投稿: 女音恋音 | 2018年6月 9日 (土) 16時07分

自分の欠点に気がついたのは、もっとあとでしたからね。

投稿: 酔いどれ李白 | 2018年6月 9日 (土) 21時34分

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