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2018年7月 6日 (金)

ダイビングの続き

おお、そうか。
麻原彰晃クンはもうこの世にいないのか。
昨日の夜はまだ拘置所のマズイ飯を食っていたのになと思う。
またひとつ、わたしがリアルタイムで体験した事件のかたがついた。
わたしのまわりにオウムの関係者はいないから、べつに感慨もないけど、でっかい事件にぶつかった安田純平という人がすこし気のドク。

Div2

そんなことより、タイの洞窟閉じ込め事件。
前項で、閉じ込められた少年たちを救出するのはそれほどむずかしくないだろうと書いたばかりなのに、救出にあたるダイバーがひとり死亡だって。
なにやってんだよ。
状況がよくわからないけど、そんなやばい仕事なのか。
新聞にもネットにも、だから子供にダイビングを教えようというのは危険なんて書いてあるな。
そのへんを考察してみよう。

少年たちの居場所はわかった。
ふつうなら洞窟の入り口から現場までロープを張るだろう。
現場まで5キロぐらいあり、水没したのはその一部で、現場の見取り図によると、ひとつがせいぜい数百メートル。
中にはひじょうにせまい場所もあるらしいけど、じっさいに少年たちのいる場所までダイバーが到達しているのだから、このあとはとくべつに困難な仕事とも思えない。

洞窟ダイビングの危険性についてはよくいわれる。
しかしそういうところで事故るのは、たいてい初心者が足ビレで泥をまき上げ、視界がわるくなってパニックを起こすのだ。
タイの洞窟の場合、ロープが張ってあれば盲人でも迷いようがないし、そんなところで遭難するダイバーがいるほうが不思議。

たぶん、二次災害を考慮しないタイ政府が、ボンベの搬送をむやみやたらと急がせて、疲労困憊したダイバーが犠牲になったってことじゃないか。
むかし式根島でダイビングをしたとき、そのころはダイビングサービスもいいかげんだったから、自分たちでボンベをかついで峠をひとつ越えたことがあるけど、あれはキツイ。

13人もの人間が酸欠で死んでもいないということは、どこかに外界とつながる穴があるのだろう。
それを見つけて拡張工事をするよりは、わたしとしてはやっぱりダイビング・スクールのほうが簡単に思えるんだけどねえ。

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