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2018年8月10日 (金)

報復関税

0820

今朝の新聞の1面に「米中応酬、あえぐ農家」という見出しがある。
北朝鮮が遠くでなにか叫んでいるのに、もうとっくにそんなことは忘れちゃったトランプさんの、新たなパフォーマンスだ。
ウチの新聞の記事だけど、とりあえず日本はまだ傍観者らしいから、安心して読んだ。

アメリカのトランプ大統領が中国からの輸入品に高関税をかけた。
中国も対抗上、アメリカからの輸入品、それもトランプさんをへこたれさせようと、大統領の支持基盤である中西部の産物をねらって、報復関税をかける。
このあたりの主要作物は大豆で、その7割が中国向けだそうだ。
関税がアップすると、その中国向け輸出が不振になり、これではアメリカの農民が困る。
中国だって輸入できなければ困るくせに、ここはもうお互い相手を困らせるためのガマン比べだ。
でも記事だけじゃよくわからないところがあるな

7割も輸入して、中国は大豆をなにに使おうってのか。
そのへんをよく読んでみると、中華料理に欠かせない食用油や家畜の餌とある。
そのため中国政府は国内の農家に、トウモロコシをやめて大豆に切り替えるよう、補助金まで出して奨励しているという。

へえ、そうか。
食用油なら菜種じゃだめなのか。
わたしがむかし中国に行ったとき、あちこちで広大な菜の花畑をながめて、さすがは中華料理の国と感心したものだけど、菜種油があるなら大豆の油なんかいらないじゃん。
菜種ならついでに蜂蜜も採れるのに、大豆蜂蜜なんて聞いたことがないぞ。
それともなにか。
中国も大豆ばかりを食わせたブランド牛でも売り出そうというのか。
あるいはすぐとなりの国の和食に対抗して、豆腐や枝豆の増産に取りかかっている矢先なのか。

だいたいトウモロコシをやめて大豆に転作させようという理由もわからない。
大豆を食うような家畜はたいていトウモロコシも好きだ。
むかし富士山の5合目にいた駄馬に、トウモロコシの実はわたしが食べ、彼にはシンだけを食わしたことがあるけど、べつに文句もいってなかった。
ブタや牛ってトウモロコシがきらいなのかしら。
わたしには菜種やトウモロコシが、じゅうぶん大豆の代わりになるような気がするんだけどね。

添付した写真は、以前中国のあちこちで見かけた菜種油の撹拌機で、ふたつの球がぐるぐるまわり、あたりにはとてもいい匂いがただよっていた。
1995年11月12日西安にて。

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