今朝の新聞
朝早くから新聞を読んで眉をくもらせる。
今日の4面と国際面が原因だ。
4面では安倍クンと石破クンが論戦を交わしたというんだけど、安倍クンの言っていることは、たとえばプーチンの発言に対して、一部の発言をもって右往左往することがあってはならないという。
これは政治家にしてみれば当然のことで、ケシカランというべきものではない。
しかし石破クンのほうは、そうですねというわけにはいかないから、いちゃもんをつける。
いちゃもんをつける理由がないのにいちゃもんをつけるのだから、どうしても無茶な言い分をひねくり出さないわけにはいかない。
そこで、領土を少しでも譲ることは主権を失うことだから、あってはならないなんてことをいう。
まだ安倍クンはなにも結論を出してないし、こういうことは相手の言い分にも耳を貸さなければ話は進まないのにである。
同じ4面には政治断簡というコラムがあって、女性の編集委員がトイレの紙の使用量について書いていた。
最近ウチの新聞に女性コラムニストが増えているような気がするのは気のせいかしら。
それにしてもどうしてこんな、朝日新聞に都合のいい論調をふりまわす女性を見つけて採用するのか。
彼女は例の、同性愛カップルは生産性がないといった議員(自民党)を、指導ですませている自民党は怠慢だというんだけど、たったひとりの議員の発言を問題視するっていうのは、言論の自由をさまたげる行為であることに気がつかないのだろうか。
国際面では中国の習近平サンがキリスト教会を閉鎖したり、少林寺に国旗をかかげさせたりしている。
これは中国政府の勇気のなさの証明みたいなものだけど、日本政府はなにを書かれても、朝日新聞を閉鎖に追い込むようなことはゼッタイにしない政府である。
これは国民全体が、言論の自由は神聖にして犯すべからずというコンセンサスを持っているからだ。
男の編集委員では、さすがにそのへんがおかしいと気がつくので、朝日新聞に女性の記者、編集委員が増えているとしたらそういう理由かもしれない。
| 固定リンク | 0
「(朝日)新聞より」カテゴリの記事
- ネット朝日(2024.07.12)
- 有料記事(2023.06.05)
- 朝日の世論調査(2020.09.04)
- 朝日新聞に感謝しよう(2020.06.04)
- ウチの新聞(2020.04.02)
コメント