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2018年10月17日 (水)

バレエ

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もう20年以上まえの話だけど、わたしの知り合いにバレエを習っている男がいた。
本来はスポーツジムに通っていたんだけど、そこにバレエ教室があるのを知るや、ある日から突然そこへ通いだしたのである。
わたしがジムのサウナで汗を流しているとき、彼は大きな鏡のある部屋で、足を大きく開いて、アンドゥ、トロゥなんてやっていたわけだ。
まわりは美少女ばかりだから、なにか不埒な考えがあるんじゃないかと疑ったけど、本人はいたってまじめなもので、エアロビクスの代わりなんだという。
ま、泥棒や人殺しでないかぎり、自由主義の日本で、他人がなにをやろうと本人の勝手である。
ちなみに彼はわたしとあまり変わらないトシで、しかも独身だった。
そういう男が股間もっこりのタイツをはいて、バレエをやっているのはそうとうに奇観で、わたしも変人だといわれているけど、とても彼の真似はできない。

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そんなことはさておいて、最近バレエや歌劇のテレビ中継に凝っている。
ずっとむかしに映画館でシネマ歌舞伎というものを観て、鮮明な画質と、まるで劇場にいるような臨場感に感心したことがあるけど、テレビ放映されているバレエも、大きな画面で最新のデジタル画質で観るとなかなか迫力がある。

ということで、BSで深夜に放映されるバレエ(先日は歌劇まで)を録画して、ブルーレイで保存しているのだ。
古典的なバレエ「海賊」「ジゼル」だとか、現代的にアレンジされた「真夏の夜の夢」、創作バレエの「フランケンシュタイン」、モダーン舞踊に変身した歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」など、ライブラリーは増える一方だ。
ガラにもないといわれるかもしれないけど、むかしから野球やサッカーよりは、こういうものが好きなのだよ、わたしって。

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