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2019年1月23日 (水)

今日の夕刊

夕刊の「時事小言」というコラムに、いかにも朝日新聞らしい記事。
書いているのは国際政治記者という人だけど、まん中へんまでは、例によって安倍総理の政治を批判する内容だ。
首相のめざす日米同盟の強化による中国へのけん制、北朝鮮の拉致被害者の早期帰国、日ロ平和条約交渉の成果、このどれもうまくいってないというんだけど、よくみるとこのすべてが相手のあることで、日本だけでどうなるという問題ではない。
トランプさんの未来なんて、いつ崩壊するかわからないのだから、あんまり米国にもたれかかるわけにもいかない。

この点はネット掲示板の記事も同じで、米国との貿易戦争のおかげで中国の経済がガタガタになっている、ついでに中国との貿易に依存している韓国もガタガタだという意見も多いけど、こんなものはトランプさんが失脚すれば、またどう転ぶかわからない。
大統領が交代して米国がまた正常なレールに乗れば、中国はもと通りの繁栄路線にもどるかもしれない。
北朝鮮は米国の完全無視政策で追いつめられるかもしれないし、そうなれば拉致問題でもなにかしら進展があるかもしれない。
日ロ交渉もつぎの米国の政権次第でどうなるかわからない。
韓国は・・・・エート、低落傾向は変わらないだろう。
現在の安倍総理の政策は、現状でとれる最善の方法だと思う。

「時事小言」のおしまいのほうでは、安倍政権は多角的貿易体制の堅持を訴え、持続可能な開発目標について、国境を越えた協力を模索する、そのリーダーシップをとっていると、これでは日本を褒めたいのかけなしたいのか、さっぱりわからない。
朝日新聞が旗幟を鮮明にしないと、日本のリベラルも方向性をつかめないで困ってしまいます。

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