またバレエ
寒いもんで部屋に縮こまって録画したバレエを観ている。
昨夜のBSシアターは、オペラの「ヴァネッサ」とバレエの「ラヴェル」。
「ヴァネッサ」のほうは、オペラの意表をつくようなスリムな女優さんが出ていたけど、内容はむずかしい心理劇らしいので、とりあえず鑑賞は氷河期でも来て、もっと部屋に閉じ込められたときにすることにする。
「ラヴェル」のほうは、ロイヤル・フランダース・バレエ団というところの舞台で、ストーリーなんかなく、音楽が最初にあって、それにダンスを振り付けたという、コンテンポラリーダンスの部類。
薄ものをまとった美男美女が入り乱れるというものだから、頭をからっぽにして観てもなかなか楽しい。
ところで冒頭に説明があって、ラヴェルが作曲した「展覧会の絵」に、だれそれが振り付けをしたとある。
あれ、「展覧会の絵」ってムソルグスキーじゃなかったっけと思い、調べてみたら原曲はたしかにムソルグスキー、それをラヴェルが管弦楽に編曲したものがべつにあるそうで、このバレエはそっちに振り付けをしたものらしい。
ふつうなら作曲者なんか知らないんだけど、むかしロック畑でELP(エマーソン、レイク&パーマー)がこれをロックに編曲し、そのアルバムがけっこう話題になったことがあるから、わたしも知っていたのだ。
もっともぜんぜん熱心に聴いたわけじゃないけど。
熱心に聴いてないからメロディも頭になく、このバレエも音楽に興味があって観ているわけじゃない。
またストリップと間違えているんだろうと、ま、なんとでもいっとくれ。
後半の「マ・メール・ロワ」という踊りに出ていたダンサーなんか、見とれてしまうくらいの巨乳で、踊りのじゃまにならないかと、これは本気で心配しているのだ。
添付すべき画像はすでにネットから収集してあるんだけど、目下パソコンが故障中で、貼り付けることができまへん(この写真は、パソコンが到着してから貼り付けたもの)。
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