今朝の新聞
今朝のウチの新聞に、辺野古移設に「反対」が72%という大きな見出し。
でも注意しなくちゃいけないのは、投票率は52%しかなかったということで、ということは半分ぐらいしか投票に行かなかったことになり、反対したのはそのうちの72%の人だけだったということ。
これはどう解釈したらいいだろう。
投票に行かなかった人は、はっきり意思表示をするのがイヤだったからと考えると、結果は大幅に変わってきそうである。
もちろん投票に行かなかった人を、ぜんぶ賛成派と決めつけるわけにはいかない。
特段の事情でもないかぎり、ふつうなら行かなかった人たちの賛成反対の割合は、行った人たちのそれを当てはめるのがルールだろう。
しかし気になるのは、今回の投票の場合、反対派は今度こそと意気込んでいたのに対し、賛成派は隣人と気まずくなってもなあというていどの認識の人が多かったような気がする。
だからと屁理屈をいうけど、投票に行かなかった人の中には、本心では賛成のほうが多かったのではないか。
とすれば、どっちが勝ったかはともかく、やはりこの問題はウチの新聞が書いているように、民意がはっきり示されたとはいえないのではないか。
つまり辺野古の問題は沖縄の人たちにさえ、なかなか結論の出せない問題なのではないか。
ウチの新聞は明確なNOが示されたなんていってるけど、明確でないのは、それじゃ辺野古に移設しないなら何をどうしたいのかということだ。
ほかに代案があるのか、それとも米国との安保条約を廃止して、沖縄の基地をぜんぶ取っ払えというのか。
いやいや、政治家に頼めばなんでもすべて解決すると思っているのか。
そのへんをはっきりさせてくれないと、先のことを考えず、ただもう駄々をこねている韓国と同じです。
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