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2019年3月 3日 (日)

結論

北朝鮮からみると、米朝協議がさんたんたる結果に終わったことはまちがいがない。
これについて政治評論家という人たちが、原因は協議がかみ合わなかったとか、おたがいの主張のへだたりとか、いろんなことをほざいている。

アホいってんじゃねえよ!(このへんは怒りのチコちゃんモード)
わたしみたいなつまらないじいさんにだって、原因はわかるぞ。
ここで、それをズバっといおう。
耳の穴かっぽじってよく聞け。

そもそも北朝鮮が米国と対等に交渉できると思ったのがまちがいだ。
オレんところには核があるぜ、ミサイルだってあるんだぜ、オレたちは核保有国なんだぞと、虚勢をはって、米国と同じテーブルについたと思ったのがまちがいなのだ。
そんなことを思わせたトランプさんにも責任があるけど、本来なら北が一方的に核施設の削減・撤廃をして、どうでしょう、こんなところで。
これで制裁を解除していただけないでしょうかと、米国にお伺いを立てなければいけなかったのである。
そんなみっともないことをしたら権威失墜で、それこそ体制転覆のクーデターを誘発しそうだけど、そのへんは北の国内事情で、アメリカが関与すべきことじゃない。

このくらいはっきりいってやるべきだったのだけど、もう手遅れだ。
くみし易しとみていたトランプさんは、いつまで米国大統領でいられるかわからないし、彼が弾劾されたあとの政権も、民主主義的価値観を共有しない北朝鮮の制裁を解除するはずがない。
将棋でいえば完全に詰んだところ。

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